以前にも紹介されたウィルソン氏のエピソードから「天衣無縫の豪胆者」をイメージしたが、今しがたガーディアン紙の追悼記事を見たところ、面持ちは想像と違った。知的でハンサムな紳士であった。 ご両親はジャーナリストだったそうで、ウィルソン氏が反骨精神を育む上で少なからず影響を与えたのでないか。 > だが最後はチェニーに敗れ、孤独の中で死んでいった。 以前のブログ記事では次の結びであった- 「かつての英雄も誰も助けない。米国で最も権力を持っていたチェニーに戦いを挑んだ男は経済的に締め上げられ死んだ」 最後に勝つのはワルだ―この結末には全く不満である。何やら、映画「ニュースの真相」も脳裏を過ぎる。「誰も助けない」のは何故だったのか。日本じゃあるまいし。 一方、ガーディアンには次が出ていた- <ウィルソンは著書の中で、イラクで亡くなった米国人についてこう書いている。「戦争という行為は民主主義国家の最後の選択肢であり、国家の安全保障に重大なリスクがあるときに取られるものだ。」「我々には、彼らの犠牲が正しい理由のためになされたことを確認する義務がある」> RFKJr氏にも同じマインドを感じるが、それはウィルソン氏と同じ「危険な」戦いを挑んでいるということだ。
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
以前にも紹介されたウィルソン氏のエピソードから「天衣無縫の豪胆者」をイメージしたが、今しがたガーディアン紙の追悼記事を見たところ、面持ちは想像と違った。知的でハンサムな紳士であった。
ご両親はジャーナリストだったそうで、ウィルソン氏が反骨精神を育む上で少なからず影響を与えたのでないか。
> だが最後はチェニーに敗れ、孤独の中で死んでいった。
以前のブログ記事では次の結びであった-
「かつての英雄も誰も助けない。米国で最も権力を持っていたチェニーに戦いを挑んだ男は経済的に締め上げられ死んだ」
最後に勝つのはワルだ―この結末には全く不満である。何やら、映画「ニュースの真相」も脳裏を過ぎる。「誰も助けない」のは何故だったのか。日本じゃあるまいし。
一方、ガーディアンには次が出ていた-
<ウィルソンは著書の中で、イラクで亡くなった米国人についてこう書いている。「戦争という行為は民主主義国家の最後の選択肢であり、国家の安全保障に重大なリスクがあるときに取られるものだ。」「我々には、彼らの犠牲が正しい理由のためになされたことを確認する義務がある」>
RFKJr氏にも同じマインドを感じるが、それはウィルソン氏と同じ「危険な」戦いを挑んでいるということだ。