りゃん のコメント

外国のスパイはこう答えたと記事にある。

>>「我々は目的の達成のため、非合法、反モラルの活動を行う」
>> 目的の達成には手段を選ばない。殺人も行うし、一般市民の巻き添えも平気になる。

スパイが大統領になったロシアで、まさにこれがあてはまる。
露宇戦争がはじまって、何人ものオリガルヒが不審な死をとげているし、
自作自演のアパート連続爆破事件をチェチェン独立派のせいにしている。

さすがに日本はここまでではなく、うれしいことである。

ところで孫崎さんが官房機密費の使い方の例にあげているのが、
1、メディアとの会食
2,オリンピック招致
であるが、これは、メディア側、IOC委員側の問題である(IOC委員はこういうものの受け取りが禁止されているそうである)。メディアが権力監視のためには政府からの会食の誘いを受けるべきでないとおもえば、受けなければいいのであるし、IOC委員も同じだ。もっとも20万円程度のアルバムが賄賂にあたるなど、アフリカ諸国のIOC委員も、オリンピックを開催した諸国も賄賂と考えているのかどうか。

まあ、わたしはグローバリズムの宴であるオリンピックの日本での開催などに拘泥しないし、新聞「社」がどうなろうと別にどうでもいいので、1,2についての官房機密費は、いっそう厳しくすればいいとおもう。

ただ、そういうものとは別に、ほんとうに機密費が必要な場合はあるとおもう。代表的な例は、明石元二郎大佐がロシア等でおこなった工作に必要な資金であり、この意味の機密費の必要性の認識は、米露中英仏だけでなく、多くの国々が同意するだろうし、実際に使っていることだろう。軍備が不十分な日本では、その分いっそう必要だろうとおもう。

この意味の機密費は、年に十億円ちょっとではどうにもならない。「非合法」「反モラル」にならないように支出できる国民的合意が必要であろう(※)。

※ 機密費について攻撃しているのは、主に日本共産党だが、わたしは不破がなぜ豪邸にすめるのかの説明を篠原常一郞のyoutubeでみてから、日本共産党は日本共産党で、ある意味「機密費」があるんだなと知った。

No.13 11ヶ月前

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