米国の暗い裏権力におののきながら政治に取り組む日本の権力者は自ずと肝の小さい小心者にしか務まらない。岸田氏の顔からもそれが出てますよね。でも日本においてなんだかんだ言われようが、彼はこの列島のシーザーなんです。

以前、私は木原氏は岸田氏のとんでもない秘密或いは弱みを握っていて岸田氏は木原氏を邪険に扱うことは出来ないと思いましたが、今日改めて文章を読まさせていただいて、昔のことを思い出しました。私が若い時に所属した私企業の部長さんが社内フリンを犯すとんでもない不良社員を或る役職に敢えて抜擢したことがあったんです。当然社内で噂になりました。飲み屋とかでけんけんがくがく。その部長さんの心理の根幹に権力の誇示欲望があるというのがその結論でした。

この岸田氏も列島の一国一城の主なんです。馬鹿だ馬鹿だと言われても主に変わりは無いのです。彼の人事権は絶大です。それを誇示したくなるでしょう。女癖の悪いスキャンダラスな人間を敢えて側近に起用しキャプデービッドまで連れて行く。木原氏は感動し、忠誠！と叫び、敬礼するのです。岸田氏は男冥利に浸るのです。

上記の程度で収まればそれで結構。ところが米国の裏権力はその単純な誇示欲望をもっと高めに誘導し、日中戦争まで持っていくようにきめ細かく工作するでしょう。岸田氏、大丈夫かな。