ドイツは昔、日系企業がエレクトロニクス家電と車で世界を一時席巻する中でEUの障壁と高級車自動車路線で生き残っていたように思えます そんな中で出現したトヨタ自動車のプリウスのハイブリット車技術は驚愕を与えたと思います。 そこでドイツは得意だったディーゼルエンジン技術に活路を見出したと考えられます。それが排ガス規制の問題を発生させて頓挫し、電気自動車で挽回を図るが電気自動車は中国が得意な分野です。 これとウクライナ戦争でロシアとのガスパイプライン破壊でドイツ経済は詰んだと言える状況です。 電気自動車は関しては、リチウムイオン電池の問題点が電池の重量や充電時間や電池の発火問題やリサイクル問題と山積みです。 リチウムイオン電池はパソコン・スマホの電力量だったら抜群の利便性でした。 それが自動車クラスになるとエンジン車の内燃機関は重いですが、エネルギー密度が高い燃料をキャブレターから酸素を調達して燃焼させて走る方式は燃料タンクを軽く出来ます。 その点で燃費を左右する全体の総重量は電気自動車は完全にかなわないようです。 それにガソリンは鉄のタンクに覆われていて、酸素と混合しない限り、いきなり爆発しません。 内燃機関の耐久性はトヨタ自動車のハイエースだと100万キロ以上走れると耐久性は抜群です。給油は素早く出来て、金属のリサイクルは確立されています。 今の時点では内燃機関や変速機構やハイブリットシステムの優位は明らかです。 そこで同じ敗戦国で半導体と電機メーカーの主力を失い、頼み綱の中国との経済の相互依存も断たれる危険性がある中の日本なので、他人事ではなくて真摯に妄想も含めてドイツの凋落を防ぐ方法を考えてみました。 ①ロシアとのガスのパイプラインを復活させてロシアとの経済の相互依存の中で生き残りを目指す。 ②ドイツの得意なディーゼルエンジン技術の革新に活路を見出すのが考えられます。 日本の三菱系石油元売りエネオスが開発したダイレクトメチルシクロヘキサンに可能性あるかもしれません。 この技術は、水とトルエンと太陽光パネル発電の電力からメチルシクロヘキサンという合成燃料を造るシステムのようですが、メチルシクロヘキサンは航空機の燃料にもなる軽油の一種のようです。トルエン類が高いのでメチルシクロヘキサンが高くなるように思います。 安い褐炭から低コストにトルエン類が生産できれば、エネオスが開発したダイレクトメチルシクロヘキサンは化けるかもしれません。メチルシクロヘキサンは230度位で水素とトルエンに分離出来て、水素だけ燃料させて高いトルエンを再利用できるとのことです。 トヨタ自動車では水素エンジンを開発されているようです。水素を内燃機関で使うとすれば、エンジン熱で分離した水素だけの燃焼ではパワーが足りないので内燃機関車でパワーが必要な時だけ(軽油に近い)メチルシクロヘキサンを燃やして、巡航運転では水素を燃やして、メチルシクロヘキサンを節約し、トルエンの再利用をしながら水素エンジン車の利用方法が考えられます。水素だけ燃やしていたら実用性はないように感じます。 そして楽観的ですが、メチルシクロヘキサンと水素とトルエンを上手く混合燃焼する事で、ディーゼル車の弱点の窒素酸化物を低コストで減らす技術革新が起きないかと思っています。これでドイツの自動車産業の生き残りの可能性を見つけられないかと思っています。 エネオスが開発したダイレクトメチルシクロヘキサンは他に可能性あると思います。 太陽光パネル発電や風力発電は安定した電力が使えないのがコスト増の原因のようです。 これらの電力を送配電網につないでも送配電網のインフラコストの問題でペイしないらしい。蓄電池とかが価格と容量と耐久性と問題もあるらしいです。 そこで逆に送配電網につながないで、余剰エネルギーをエネオスのダイレクトメチルシクロヘキサンでメチルシクロヘキサンという合成燃料の形で保管保存出来れば太陽光パネル発電や風力発電はペイする可能性もあります。合成燃料はタンクローリーなどの金属タンクがあればどんどん貯められ保存が効き、価値が落ちません。液体炭化水素燃料は産業の基盤です。 短い配線でつなぐダイレクトメチルシクロヘキサンの少量の合成燃料の生成は、塵も積もれば山となります。 ドイツは褐炭は豊富にあるらしいですね。 温帯モンスーンで晴天が少ない日本ですが、将来的に日本でも太陽光集光熱と水素と二酸化炭素から低コストでトルエンが生成出来ればエネルギー自活の道が開けるかもしれません。広い経済水域を上手く活用出来ればと思います。 とりあえずオーストラリアの安い褐炭から低コストでトルエンを生成し、調達が考えられます。 妄想に近い考えまでして同じ敗戦国のドイツの生き残りを考えてみました。
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孫崎享チャンネル
(ID:20213179)
ドイツは昔、日系企業がエレクトロニクス家電と車で世界を一時席巻する中でEUの障壁と高級車自動車路線で生き残っていたように思えます
そんな中で出現したトヨタ自動車のプリウスのハイブリット車技術は驚愕を与えたと思います。
そこでドイツは得意だったディーゼルエンジン技術に活路を見出したと考えられます。それが排ガス規制の問題を発生させて頓挫し、電気自動車で挽回を図るが電気自動車は中国が得意な分野です。
これとウクライナ戦争でロシアとのガスパイプライン破壊でドイツ経済は詰んだと言える状況です。
電気自動車は関しては、リチウムイオン電池の問題点が電池の重量や充電時間や電池の発火問題やリサイクル問題と山積みです。
リチウムイオン電池はパソコン・スマホの電力量だったら抜群の利便性でした。
それが自動車クラスになるとエンジン車の内燃機関は重いですが、エネルギー密度が高い燃料をキャブレターから酸素を調達して燃焼させて走る方式は燃料タンクを軽く出来ます。
その点で燃費を左右する全体の総重量は電気自動車は完全にかなわないようです。
それにガソリンは鉄のタンクに覆われていて、酸素と混合しない限り、いきなり爆発しません。
内燃機関の耐久性はトヨタ自動車のハイエースだと100万キロ以上走れると耐久性は抜群です。給油は素早く出来て、金属のリサイクルは確立されています。
今の時点では内燃機関や変速機構やハイブリットシステムの優位は明らかです。
そこで同じ敗戦国で半導体と電機メーカーの主力を失い、頼み綱の中国との経済の相互依存も断たれる危険性がある中の日本なので、他人事ではなくて真摯に妄想も含めてドイツの凋落を防ぐ方法を考えてみました。
①ロシアとのガスのパイプラインを復活させてロシアとの経済の相互依存の中で生き残りを目指す。
②ドイツの得意なディーゼルエンジン技術の革新に活路を見出すのが考えられます。
日本の三菱系石油元売りエネオスが開発したダイレクトメチルシクロヘキサンに可能性あるかもしれません。
この技術は、水とトルエンと太陽光パネル発電の電力からメチルシクロヘキサンという合成燃料を造るシステムのようですが、メチルシクロヘキサンは航空機の燃料にもなる軽油の一種のようです。トルエン類が高いのでメチルシクロヘキサンが高くなるように思います。
安い褐炭から低コストにトルエン類が生産できれば、エネオスが開発したダイレクトメチルシクロヘキサンは化けるかもしれません。メチルシクロヘキサンは230度位で水素とトルエンに分離出来て、水素だけ燃料させて高いトルエンを再利用できるとのことです。
トヨタ自動車では水素エンジンを開発されているようです。水素を内燃機関で使うとすれば、エンジン熱で分離した水素だけの燃焼ではパワーが足りないので内燃機関車でパワーが必要な時だけ(軽油に近い)メチルシクロヘキサンを燃やして、巡航運転では水素を燃やして、メチルシクロヘキサンを節約し、トルエンの再利用をしながら水素エンジン車の利用方法が考えられます。水素だけ燃やしていたら実用性はないように感じます。
そして楽観的ですが、メチルシクロヘキサンと水素とトルエンを上手く混合燃焼する事で、ディーゼル車の弱点の窒素酸化物を低コストで減らす技術革新が起きないかと思っています。これでドイツの自動車産業の生き残りの可能性を見つけられないかと思っています。
エネオスが開発したダイレクトメチルシクロヘキサンは他に可能性あると思います。
太陽光パネル発電や風力発電は安定した電力が使えないのがコスト増の原因のようです。
これらの電力を送配電網につないでも送配電網のインフラコストの問題でペイしないらしい。蓄電池とかが価格と容量と耐久性と問題もあるらしいです。
そこで逆に送配電網につながないで、余剰エネルギーをエネオスのダイレクトメチルシクロヘキサンでメチルシクロヘキサンという合成燃料の形で保管保存出来れば太陽光パネル発電や風力発電はペイする可能性もあります。合成燃料はタンクローリーなどの金属タンクがあればどんどん貯められ保存が効き、価値が落ちません。液体炭化水素燃料は産業の基盤です。
短い配線でつなぐダイレクトメチルシクロヘキサンの少量の合成燃料の生成は、塵も積もれば山となります。
ドイツは褐炭は豊富にあるらしいですね。
温帯モンスーンで晴天が少ない日本ですが、将来的に日本でも太陽光集光熱と水素と二酸化炭素から低コストでトルエンが生成出来ればエネルギー自活の道が開けるかもしれません。広い経済水域を上手く活用出来ればと思います。
とりあえずオーストラリアの安い褐炭から低コストでトルエンを生成し、調達が考えられます。
妄想に近い考えまでして同じ敗戦国のドイツの生き残りを考えてみました。