新型コロナ騒動やロシアによる対ウクライナ特別軍事作戦という世界史的大事件がこの間、立て続けに勃発した。 そんな中で、私が常々考えていたのは、西欧人は合理的でもなんでも無い連中であるな、という感想である。 人権無視のワクチン接種強制や過剰なロックダウンを見て、どこが近代合理主義か?人権尊重か?と。もっとも、新型コロナウイルスは人種により症状の強弱があるから、西欧人の狼狽ぶりは分からないではなかった。 だが、mRNAワクチン接種を拒否して、当時オーストラリアン・オープンへの出場が叶わず、セルビアへ強制送還されたノバク・ジョコビッチが語った事こそ、人権感覚と合理精神というべきものだ。 「ワクチンを接種するかどうかを判断できる自由を尊重している。これまでこの話題は一度もしてこなかったし、ワクチン接種の有無は明らかにしてこなかった。自分のプライベートのことなので明かさない権利がある。」 「近いうちにコロナ禍が終わることを願っている。そこへの道筋としてワクチン接種が最大の施策だろう。その考えを100%尊重している。それと同時に、自分の体内に何を取り入れるかという判断も常に自由であるべきだと思っている。僕にとって、自分のために何が正しいのか、何が間違っているのかしっかり判断することは途轍もなく重要だ。」 https://tennismagazine.jp/article/detail/19385?page=1 この清々しいまでの流されない独立自尊の考え方。これこそが人のあるべき姿と言っても過言ではないと考えている。 このジョコビッチの合理精神に比較するなら、なんとワクチン接種強制やロックダウンにより西欧人がみせた事大主義と人権無視の醜さよ。 また、「ノバク・ジョコビッチは、戦争の子として育った自身の経験を思い出しながら、ウクライナ戦争が「明日終わる」ことを望んでいる。36歳の彼はユーゴスラビア内戦中に育ち、NATOによるベオグラード爆撃にも苦しみ、紛争の影響が今でも自分に影響を与えていることを認めている。」とのことである。 https://www.express.co.uk/sport/tennis/1774286/Novak-Djokovic-Ukraine-war-tennis-news https://www.tennisworldusa.org/tennis/news/Tennis_Interviews/132692/novak-djokovic-the-war-in-ukraine-is-devastating-/ ハナシがだいぶ遠回りになってしまったが、西欧の不合理の極みは今やドイツではないか?ソレが言いたいのである。 ノルドストリーム爆破の真相解明、真犯人捜査には目をつむり、アメリカ帝国の言いなりになって、唯々諾々と戦争継続支援を続けている。 結果、インフレ、不況に陥っている。国民生活が痛めつけられても、アメリカ帝国の言う通りにすることが国是と言わんばかりの合理性のない政策。 https://www.hl.co.uk/news/articles/why-germanys-economy-is-struggling https://www.thelocal.de/20230825/german-economy-struggles-as-energy-aid-payouts-leave-holes-in-budget 東の日本、西のドイツ、みたいなアメリカ帝国の属国ぶり。わたしにはドイツには合理や独立自尊の精神が欠如しているという点で、日本と同じレベルではないか、と思われ、それ即ち西欧近代や合理主義のメッキが剥げた無様な姿に思われるのである。なんだ、日本と同じ民度か?と。 その意味で、西欧的価値観など、日本同様、大したことないな、と思えてくる。 何れにせよ、多極化する世界においては、国力の相対的低下や力関係の入れ替わりは避けられないだろう。その意味では、ドイツが更に没落するのか、或いは再浮上するのか、その時、多極化はどの程度進展しているのか、興味深く見ていきたい。 ドイツはアメリカ帝国隷従国の末路に関する興味深いサンプルを提供していると思われる。勿論、我が日本も同様であるが。
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新型コロナ騒動やロシアによる対ウクライナ特別軍事作戦という世界史的大事件がこの間、立て続けに勃発した。
そんな中で、私が常々考えていたのは、西欧人は合理的でもなんでも無い連中であるな、という感想である。
人権無視のワクチン接種強制や過剰なロックダウンを見て、どこが近代合理主義か?人権尊重か?と。もっとも、新型コロナウイルスは人種により症状の強弱があるから、西欧人の狼狽ぶりは分からないではなかった。
だが、mRNAワクチン接種を拒否して、当時オーストラリアン・オープンへの出場が叶わず、セルビアへ強制送還されたノバク・ジョコビッチが語った事こそ、人権感覚と合理精神というべきものだ。
「ワクチンを接種するかどうかを判断できる自由を尊重している。これまでこの話題は一度もしてこなかったし、ワクチン接種の有無は明らかにしてこなかった。自分のプライベートのことなので明かさない権利がある。」
「近いうちにコロナ禍が終わることを願っている。そこへの道筋としてワクチン接種が最大の施策だろう。その考えを100%尊重している。それと同時に、自分の体内に何を取り入れるかという判断も常に自由であるべきだと思っている。僕にとって、自分のために何が正しいのか、何が間違っているのかしっかり判断することは途轍もなく重要だ。」
https://tennismagazine.jp/article/detail/19385?page=1
この清々しいまでの流されない独立自尊の考え方。これこそが人のあるべき姿と言っても過言ではないと考えている。
このジョコビッチの合理精神に比較するなら、なんとワクチン接種強制やロックダウンにより西欧人がみせた事大主義と人権無視の醜さよ。
また、「ノバク・ジョコビッチは、戦争の子として育った自身の経験を思い出しながら、ウクライナ戦争が「明日終わる」ことを望んでいる。36歳の彼はユーゴスラビア内戦中に育ち、NATOによるベオグラード爆撃にも苦しみ、紛争の影響が今でも自分に影響を与えていることを認めている。」とのことである。
https://www.express.co.uk/sport/tennis/1774286/Novak-Djokovic-Ukraine-war-tennis-news
https://www.tennisworldusa.org/tennis/news/Tennis_Interviews/132692/novak-djokovic-the-war-in-ukraine-is-devastating-/
ハナシがだいぶ遠回りになってしまったが、西欧の不合理の極みは今やドイツではないか?ソレが言いたいのである。
ノルドストリーム爆破の真相解明、真犯人捜査には目をつむり、アメリカ帝国の言いなりになって、唯々諾々と戦争継続支援を続けている。
結果、インフレ、不況に陥っている。国民生活が痛めつけられても、アメリカ帝国の言う通りにすることが国是と言わんばかりの合理性のない政策。
https://www.hl.co.uk/news/articles/why-germanys-economy-is-struggling
https://www.thelocal.de/20230825/german-economy-struggles-as-energy-aid-payouts-leave-holes-in-budget
東の日本、西のドイツ、みたいなアメリカ帝国の属国ぶり。わたしにはドイツには合理や独立自尊の精神が欠如しているという点で、日本と同じレベルではないか、と思われ、それ即ち西欧近代や合理主義のメッキが剥げた無様な姿に思われるのである。なんだ、日本と同じ民度か?と。
その意味で、西欧的価値観など、日本同様、大したことないな、と思えてくる。
何れにせよ、多極化する世界においては、国力の相対的低下や力関係の入れ替わりは避けられないだろう。その意味では、ドイツが更に没落するのか、或いは再浮上するのか、その時、多極化はどの程度進展しているのか、興味深く見ていきたい。
ドイツはアメリカ帝国隷従国の末路に関する興味深いサンプルを提供していると思われる。勿論、我が日本も同様であるが。