ドイツは理想を掲げるところは素晴らしいが、現実と遊離すると「ヨーロッパの病人」と揶揄されることになる。課題は明確であり、乗り越えることに期待している。 中國依存度合いが強いドイツは、欧州主要4か国の中で唯一景気後退し成長が期待できない国になっているといえるのでしょう。 1~3月期実質GDPが、主要4か国の中で唯一テクニカルリセッションに陥っている。 原因は、高インフレ・利上げによる個人消費の減少・世界経済減速による輸出の不振が大きな要素といえる。 エネルギーの供給問題に見通しがつきガス価格上昇に歯止めが掛かり各国が底入れしてもドイツ経済の見通しが暗い。 問題はドイツ自身が抱えた構造上の問題に行きつくのではないか ①今後成長が期待できない対中貿易の転換に見通しがついていない。 ②極右政党が台頭しており人手不足解消に対する方策が出ていない。 ③理想を掲げたグリーン政策に伴う代替エネルギーの見通しとコスト上昇懸念
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
ドイツは理想を掲げるところは素晴らしいが、現実と遊離すると「ヨーロッパの病人」と揶揄されることになる。課題は明確であり、乗り越えることに期待している。
中國依存度合いが強いドイツは、欧州主要4か国の中で唯一景気後退し成長が期待できない国になっているといえるのでしょう。
1~3月期実質GDPが、主要4か国の中で唯一テクニカルリセッションに陥っている。
原因は、高インフレ・利上げによる個人消費の減少・世界経済減速による輸出の不振が大きな要素といえる。
エネルギーの供給問題に見通しがつきガス価格上昇に歯止めが掛かり各国が底入れしてもドイツ経済の見通しが暗い。
問題はドイツ自身が抱えた構造上の問題に行きつくのではないか
①今後成長が期待できない対中貿易の転換に見通しがついていない。
②極右政党が台頭しており人手不足解消に対する方策が出ていない。
③理想を掲げたグリーン政策に伴う代替エネルギーの見通しとコスト上昇懸念