RT 24 May, 2023

ツイッター創設者、米国のディープ・ステートを狙い撃ち
https://www.rt.com/news/576860-dorsey-tweets-cia-jfk-musk/

FBI、CIA、NSAに対するジャック・ドーシーの明らかな心変わりは、後継者イーロン・マスクの憶測を呼んでいる－

ツイッターの前CEOジャック・ドーシーが火曜日、謎めいたツイートで米国の情報機関を非難したようだ。

彼は、ジョン・F・ケネディ元米大統領の肖像画へのリンクを添えて、「CIA、NSA、FBIを千々に分裂させ、風に散らせ」と書いた。

ケネディは、ピッグス湾事件として知られるキューバの指導者フィデル・カストロを打倒しようとしたCIAの失敗を知り、「CIAを千々に分裂させ、風に撒き散らす」と誓ったとされる。しかし、よく引用されるこの言葉を彼が発したかどうかは全く不明で、唯一の情報源は、ケネディ大統領の暗殺から3年後にニューヨーク・タイムズ紙の記者にこの言葉を伝えたとされる匿名のケネディ政権関係者のみである。

ドーシーの後継者としてツイッターの指揮を執るイーロン・マスクは、彼のツイートに感嘆符一つで反応した。マスクは独立系ジャーナリストのグループと協力してツイッターの内部通信を公開し、CIAとFBIがプラットフォーム上のコンテンツに強い影響力を及ぼしていたことを証明した。他の幾つかの政府機関とともに、この2つの機関は個々のユーザーの削除や特定のシナリオの促進や抑制を要求することができた。

マスクは、かつてFBIに勤務していたジェームス・ベーカー法律顧問を解雇するなど、その現状から距離を置く姿勢を示しているが、政府機関がある程度のアクセス権を保持しているかどうかは不明だ。

多くのツイッター・ユーザーは、ドーシーがFBIとCIAを拒否しているように見えるが、その真意を疑問視し、ドーシーがプラットフォームを運営している間、CIAがプラットフォームに干渉するのを許していたと主張した。

2013年にNSAの契約職員から内部告発者となったエドワード・スノーデンが公開したNSAからのリークスライドによると、ツイッターは10年以上前にNSAの物議を醸したPRISM監視プログラムへの参加に抵抗した数少ないソーシャルメディア・プラットフォームの一つだった。PRISMは、フェイスブック、グーグル、マイクロソフト、アップルといったビッグテック企業のサーバーへの専用バックドアをNSAに提供した。

ドーシーのフォロワーの中には、このツイートを、情報機関の抑制を掲げて立候補している民主党の大統領候補ロバート・F・ケネディ・ジュニアを支持するものと解釈した者もいたようだ。彼は、叔父（JFK）と父（元米司法長官ロバート・F・ケネディ・シニア）の殺害にCIAが関与しているとの考えを公言している。

マスクは、フロリダ州のロン・デサンティス知事と大統領選を争うようで、水曜日にツイッターで2024年の大統領選への立候補を正式に表明する予定だ。