p_f のコメント

失った信用/信頼を回復するのは並大抵でない。何かあれば真っ先に「前科者」が「どうせ またアイツの仕業だろう、どうせ またホラ吹いてんだろ」と疑われる。それでも涼しい顔して「再犯」を繰返してきたのが米国(DS)だ。
思い出したのは、かつて天木直人氏メルマガで紹介された書籍だ━「アメリカ侵略全史 第2次大戦後の米軍・CIAによる軍事介入・政治工作・テロ・暗殺」(ウィリアム・ブルム/著 益岡賢etc./訳 作品社 2018)

"-「世界平和の敵は米国である」事を教えてくれる衝撃の書-

この本を読むと、米国こそが世界の戦争のすべてに関与し、あらゆる国に内政干渉し、自らの国益に反するあらゆる国を転覆させ、そして自らの国益に従う傀儡政権を作って来たことがわかる...世界で広く翻訳され、ロングセラーであり続けた理由が頷ける。
あのオサマ・ビン・ラデンが2006年にアルジャジーラを通じて声明を出して、「戦争を止める道を考えるために、米国の人々にこの本を読む様に」訴えたことを知って驚く。
それにもかかわらず、日本ではこの本について語るメディアや識者を見かけない事に失望する。
訳者を代表して益岡賢氏は次ように解説している。ブルムは「アメリカ国家犯罪全書」の中で次のように書いていると。
「CIAは国会選挙で自民党を支援するために、何百万ドルもの予算を増やし、日本社会党を弱体化させるために策動した」...そして...有馬哲夫(早稲田大学教授)の分析によると、立ち上げられたばかりのCIAの日本部長が最初に協力を依頼したのが朝日新聞論説主幹だった笠信太郎であった。CIAは笠を通じて日本の知識人を親米論調へと誘導していった...”(同メルマガ 2019/8/7)

”-いまこそ世界が読むべき「アメリカの侵略全史」という本-

以前メルマガでも紹介したが...700ページによる膨大な本だが、その膨大さは、とりもなおさず米国の戦後の侵略がそれほど膨大であったということだ...その最後の章は米国である。
つまり米国は、米国自身に対しても同じ事をやって来た国であるということだ。
この本には、日本に関する独立した章はなく、本文中に、CIAの工作があったという言及がなされているだけだ。
つまり、戦後の日本は、政権を転覆させる必要などなく、米国の占領政策が見事に成功した国だというわけだ。
この本はすでに世界で読まれている本だ...だから、今、この本を読むべきは日本人なのだ。
それを読めば、今度のウクライナ侵攻を、ひとりロシアのプーチンが悪いなどと、口が裂けても言えないはずだ。”(同メルマガ 2022/3/19)

実際には、3.11、アベ暗殺、等々、決して明かされない米国(DS)の対日工作も相当数に上るのでないか。

No.22 19ヶ月前

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