日本の研究論文数の世界での位置を知ることができる。 ただ問題点の掘り下げに疑問店を指摘できる。 ①論文数が増えないのは、大学院か、政府系(独法を含む)か、民間かの指摘は必要なのでしょう 世界との比較では、民間の下落が極めて大きい。主因は民間にあるが、委縮した 製造拠点の変更で日本から国外に移れば、自ずから論文数が少なくなる。 ②研究領域の定量的把握が欠かせない 世界の動向はコンチネント型、ペニンシュラ型、スモールアイランド型、アイランド型に 分類できる。世界の動向はスモールアイランド型(小規模で盛衰が激しい領域)の比率が高い。 日本はコンチネント型(大規模で盛衰が少ない)の比率が高い。 日本は時間軸の継続性に優れ、他の研究領域との関連性の空間軸の面で関与が強い。 他国のGDPアップに貢献しても日本には寄与せず賃金アップしない状況と 同じ要因と見ることができる。 日本の強さと弱さを分析して強い面はさらに強化し、弱い面に対しては政府の補助金など支援体制の整備が必要であるが、すでに10兆円規模のファンドが始まり、東工大と東京医科歯科の連携が取りざたされるようになっている。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
日本の研究論文数の世界での位置を知ることができる。
ただ問題点の掘り下げに疑問店を指摘できる。
①論文数が増えないのは、大学院か、政府系(独法を含む)か、民間かの指摘は必要なのでしょう
世界との比較では、民間の下落が極めて大きい。主因は民間にあるが、委縮した
製造拠点の変更で日本から国外に移れば、自ずから論文数が少なくなる。
②研究領域の定量的把握が欠かせない
世界の動向はコンチネント型、ペニンシュラ型、スモールアイランド型、アイランド型に
分類できる。世界の動向はスモールアイランド型(小規模で盛衰が激しい領域)の比率が高い。
日本はコンチネント型(大規模で盛衰が少ない)の比率が高い。
日本は時間軸の継続性に優れ、他の研究領域との関連性の空間軸の面で関与が強い。
他国のGDPアップに貢献しても日本には寄与せず賃金アップしない状況と
同じ要因と見ることができる。
日本の強さと弱さを分析して強い面はさらに強化し、弱い面に対しては政府の補助金など支援体制の整備が必要であるが、すでに10兆円規模のファンドが始まり、東工大と東京医科歯科の連携が取りざたされるようになっている。