ペロシの訪台は中露＝徳川　VS　石田三成指揮の豊臣軍の云わば関ケ原合戦の前哨戦の一つ（ペロシが手掛けた対露ウクライナ戦争が最初）であるから、訪台直後の日本と韓国の反応に私の関心は集中した。嫌中の代表格だった安倍氏の暗殺後であったし、日本人はゼレンスキーに劣らず、ムードを盛り上げるかと思ったが、実にローキーを叩いていて、結構、結構。

韓国の大統領がペロシに会うのをよしたのは、中露合体が次にやってくる合戦で米帝国を降参させるという読みがあるからだと私は推測している。韓国の諜報のレべルは、日本のレベルが幼稚園なら、大学院級なのだ。日本のおっとり刀とは育ちが違う。その結果、ペロシみたいな戦争キチガイに会わない方がベターとなった。自民党ジャパンには諜報らしい諜報を持つこと事体、ジャパンハンドラーから禁じられているのでその諜報が幼稚園クラスと言われても仕方ない。日本は今後石田三成軍みたいになってアジアで笑いものになるだろう。

一つ最後に、親米マニアはペロシ訪中を巡って中国軍がなにも出来なかったから中国が弱いと言い振らしているが、いやいや、中国はこの機を利して大いなる成果を上げた。台湾周辺の制海権と制空権を手中にした。軍略的には大成功。ペロシの訪台は大シクジリと言えよう。