今回の電撃侵攻の私の受け止めは西側の報道の影響もあり、キエフを実力で陥落させ即傀儡政権を打ち立てるのではということでした。でも、当初からモスクワは今回の侵攻を「A　LIMITED　MILITARY　OPERATION」だと定義づけていたということをドイツ在住の独立米人ジャーナリストのウイリアム・エンダールさんの３月２５日付けのニュースレターで知り、先のブログで私はプーチンはオデッサあたりに傀儡臨時政府を打ち立てるのではないかと間違った見通しを書き恥ずかしい思いにかられてます。

侵攻が限定的だろうが、全面的であろうが、G7はプーチンを許さない。プーチンとその側近は制裁は覚悟しているでしょう。幸い、中南米、アフリカ、アジアがプーチンの理解者です。ロシアは本格的に非米ドル経済圏の構築に向けて動くでしょうし、それと並行して、米国の隠れ植民地だったウクライナの中立化に向けてどういう手を繰り出すか、興味が尽きません。