> ここから猛烈な共産党批判、協力体制批判が起こった。 「小沢潰し」の時とも重なる動きでないか。 > そして共産党との協力を批判したのは、リベラルグループ内部からである。その代表例が芳野友子連合会長である。 昔読んだN.チョムスキー教授の説明を地で行く状況だ- “民主主義とは、ひとびとが役者ではなくて観客として参加するシステムであるというんですね。ひとびとは定期的に投票箱に一票を投じて、指導者層のなかから、自分たちの導き手を選出する権利をもっている。投票が終わると、ひとびとは自分の家へ帰ってめいめいの仕事に戻り、ものを消費し、テレビを観て料理を作り、ひとつとくに大切なこととして、人に迷惑をかけないようにする、そういった存在とみなされているわけです。これが、民主主義なのです。 それにひびが入るときの(権力のがわの)反応がおもしろいですね...実際、六〇年代には、世界中ほとんどいたるところ-ヨーロッパ、米国、日本など-で、大きな反体制運動が起こりました...そして社会民主党系のエリートたちは、この動静に不安を覚えました。三極委員会が生まれたのは、こういう情勢を背景としてのことだったのです”━「チョムスキー、世界を語る」(2003) 「御用組合」連合の会長、即ち、労働貴族、要は権力側の一員だ。この勢力は自分達の巨大ダムにヒビが入って、ついには決壊してしまうことをヒジョーに恐れる。このダムを湛えているのは水でなく、カネだからだ。端的に言えば そういうことだろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
> ここから猛烈な共産党批判、協力体制批判が起こった。
「小沢潰し」の時とも重なる動きでないか。
> そして共産党との協力を批判したのは、リベラルグループ内部からである。その代表例が芳野友子連合会長である。
昔読んだN.チョムスキー教授の説明を地で行く状況だ-
“民主主義とは、ひとびとが役者ではなくて観客として参加するシステムであるというんですね。ひとびとは定期的に投票箱に一票を投じて、指導者層のなかから、自分たちの導き手を選出する権利をもっている。投票が終わると、ひとびとは自分の家へ帰ってめいめいの仕事に戻り、ものを消費し、テレビを観て料理を作り、ひとつとくに大切なこととして、人に迷惑をかけないようにする、そういった存在とみなされているわけです。これが、民主主義なのです。
それにひびが入るときの(権力のがわの)反応がおもしろいですね...実際、六〇年代には、世界中ほとんどいたるところ-ヨーロッパ、米国、日本など-で、大きな反体制運動が起こりました...そして社会民主党系のエリートたちは、この動静に不安を覚えました。三極委員会が生まれたのは、こういう情勢を背景としてのことだったのです”━「チョムスキー、世界を語る」(2003)
「御用組合」連合の会長、即ち、労働貴族、要は権力側の一員だ。この勢力は自分達の巨大ダムにヒビが入って、ついには決壊してしまうことをヒジョーに恐れる。このダムを湛えているのは水でなく、カネだからだ。端的に言えば そういうことだろう。