p_f のコメント

著者について全く知らなかったが、係る10のルールから立ち昇ってくる「匂い」に どうも疑念が湧いてくる。理想を列挙しておいて、「現実主義者になろう」では困る。件の「肯定的生き方」にシステムがNOと言ってきた時どうするか━そこまで踏み込まねばダメだろう。
Wikiを見ると、まだ33歳と若い。B.ラッセルは58歳で「幸福論」を書いた。人生哲学を語るには天才でも それだけの年数が要るのでないか。
TEDカンファレンス、慶應ビジネススクール等で講演もしているという。
TEDでは過去にB.ゲイツも「もし次の疫病大流行(アウトブレイク)が来たら?私たちの準備はまだ出来ていない」と題して講演している。
アマゾンの「希望の歴史」掲載頁-

「希望に満ちた性善説の決定版!」――斎藤幸平(『人新世の「資本論」』)著者推薦!
「邦訳が待ちきれない!2020年ベスト10洋書」WIRED日本版選出!
本国オランダでは発売忽ち25万部突破、世界46カ国ベストセラー!

何やら「コウノ人気」のようなデッチ上げ感が漂ってくるが、近刊の「アメリカは中国に負ける」が このご時世、好セールスを期待できるわけでない旨話されていたことを思えば、奇異に映って当然だろう。このネット時代、世の中の支配構造を嗅ぎ付けてきた大衆が、間違ってもナオミ・クライン著「ショック・ドクトリン」等を読んだりしないよう、ガス抜きを図るべくDSが放った新たなトリックスターかもしれない。

No.4 36ヶ月前

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