国論を二分し、世界世論と必ずしも一致しない「開催可否」については、おそばにいる人の言動は極めて慎重であるべきです。

象徴天皇であるが、国論に強い影響を与える恐れがあれば、国民主権に対して、影響を行使することになる。

直に天皇陛下が国民に発言するのでなく、長官が忖度して、「懸念」というオブラートに包んで、マスコミを通じ国民・世界に天皇陛下が発言されるのは間違った行為といえる。
天皇陛下が承知していなければ長官の勇み足。天皇陛下が承知して長官に「忖度発言」させたのであれば、象徴天皇の憲法に対する姿勢を疑わさせる。

加藤官房長官の発言通り、長官の勇み足とみるべきでしょう。