無償・有償の視点とは別に、官僚が民間に転身する場合の処し方が、思想信条に価値観を置くか、具体的政策の規制改革に価値観を置くかによって、大きく道が分岐するようだ。 思想信条に価値観を置けば、多くの人は政界に打って出る。自民党を選択する場合もあれば、野党を選択する場合もある。評論家、学者などの選択もあるがほとんどが反体制・憲法護持が根幹となる。 規制改革を通した具体的政策の方針変換を成し遂げようとする人は、制作提言者としての活動をして、政権の内外で政策の実現を図ろうとする。 孫崎さんは,さしずめ思想信条の実現を目指しておられるといえるのではないか。政策実現の方は、最近「さざ波」で話題になっている高橋洋一さんではないか。高橋さんは内閣参与として報酬を得ていなかった。無報酬で内閣参与を引き受けていたことになる。規制改革を通した政策実現に生きがいを感じているといえる。 孫崎さんにしろ、高橋さんにしろ、報酬を期待するのでなく、国家国民に尽くすという「公僕意識」が生きていることに日本が未だすたれていないと実感する。ただ、時代が過ぎると、無償の働き=公僕意識が消えてなくなるのでしょうか。心配である。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
無償・有償の視点とは別に、官僚が民間に転身する場合の処し方が、思想信条に価値観を置くか、具体的政策の規制改革に価値観を置くかによって、大きく道が分岐するようだ。
思想信条に価値観を置けば、多くの人は政界に打って出る。自民党を選択する場合もあれば、野党を選択する場合もある。評論家、学者などの選択もあるがほとんどが反体制・憲法護持が根幹となる。
規制改革を通した具体的政策の方針変換を成し遂げようとする人は、制作提言者としての活動をして、政権の内外で政策の実現を図ろうとする。
孫崎さんは,さしずめ思想信条の実現を目指しておられるといえるのではないか。政策実現の方は、最近「さざ波」で話題になっている高橋洋一さんではないか。高橋さんは内閣参与として報酬を得ていなかった。無報酬で内閣参与を引き受けていたことになる。規制改革を通した政策実現に生きがいを感じているといえる。
孫崎さんにしろ、高橋さんにしろ、報酬を期待するのでなく、国家国民に尽くすという「公僕意識」が生きていることに日本が未だすたれていないと実感する。ただ、時代が過ぎると、無償の働き=公僕意識が消えてなくなるのでしょうか。心配である。