戦争時における「反戦思想」が権力者によってどのような経過をたどるかという視点で読みました。 1月22日の習近平の講話が報道されているが、重要なことが述べられている。石平氏が注目しているが、中国では同じようなことが行われようとしているのです。 ①経済の腐敗粛正は今まで行われてきたが、今回は政治の腐敗粛正を重視している。端的に言えば、習近平の政治に異論を唱えるものは、粛清排除するということである。共産党と国家の権力を奪おうとする「腐敗利益集団」に対する政治闘争に決着をつけるということでもある。 ②台湾との戦争を想定しているのであろうか。人民解放軍将校・兵士の給与を40%増額するということである。大佐クラスであれば月額2万元(約32万円相当)になる。年額2~3万元ぐらいのひとが平均値であり、大変な優遇である。 このような、権力集中は戦時体制に直結する。コロナどころでなく、米中の動向から目が離せなくなっているのではないか。
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孫崎享チャンネル
(ID:117221150)
戦争時における「反戦思想」が権力者によってどのような経過をたどるかという視点で読みました。
1月22日の習近平の講話が報道されているが、重要なことが述べられている。石平氏が注目しているが、中国では同じようなことが行われようとしているのです。
①経済の腐敗粛正は今まで行われてきたが、今回は政治の腐敗粛正を重視している。端的に言えば、習近平の政治に異論を唱えるものは、粛清排除するということである。共産党と国家の権力を奪おうとする「腐敗利益集団」に対する政治闘争に決着をつけるということでもある。
②台湾との戦争を想定しているのであろうか。人民解放軍将校・兵士の給与を40%増額するということである。大佐クラスであれば月額2万元(約32万円相当)になる。年額2~3万元ぐらいのひとが平均値であり、大変な優遇である。
このような、権力集中は戦時体制に直結する。コロナどころでなく、米中の動向から目が離せなくなっているのではないか。