p_f のコメント

> チェーホフの真骨頂は男女の愛を巡る心理描写にある。

最近読んだ短編「魔女」(「チェーホフ 小説1886」)も良かった。

> 今の妻は太り(チェーホフは女性の魅力を語る時、腰の細さをしばしば指摘)魅力を失っている。

若いロシア女性はスラッとしてハッとするほど美しいが、何時しか皆ドラム缶になってしまう━昔、口さがない友人が言っていたが、今はどうなんでしょう。

> チェーホフには死を扱う作品が多い。

ご著書「転ばぬ先のツイ」に旧ソ連時代、ロシア人には「明日はどうなるかわからない」→「自分たちには今日しかない」との意識が強く、今の1分1秒を懸命に、あるいは豊かに生きていた旨書かれていることから、当時の彼らには「死」のイメージも強烈だったと推察致します。

> 米があり、暖をとる薪を持ち、足をのばすスペースがあればそれでいいのではないか。そして生を享受する。周りの美を愛でる。

読書中の「イスラエル諜報機関 暗殺作戦全史」は それと真逆の人生━殺し合い━に身を投じた者達の記録だが、彼らにとっては互いに死活的に重要として今尚続けているであろう そんな愚かな行為は何故止められないのか。また、この本の出版意図は何処にあるのか。できれば孫崎さんの書評を伺いたい次第です。

No.1 49ヶ月前

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