田島泰彦氏（早稲田大学非常勤講師・元上智大学教授）－
“総理代替わりを経たここ数か月のメディアを見ると、テレビと新聞（特にテレビ）を見ないようにすることが、日本をまともにし 安心して暮らせる社会になる最短距離のような気がしてきます．．．
安倍前首相が退陣する旨を発表すると、「よくやった」「ごくろうさま」「お疲れ様でした」という無批判の街頭インタビューを放映する始末。
総裁選が始まれば、明らかに菅氏に有利な投票システムにしようとしているのを、ただ漫然として見ているだけ。おまけに菅氏についての報道が圧倒的な比率を占めていました．．．”

スガにヘーコラするだけの幹部が蔓延するマスコミとなれば、世論調査も全く信用できないということだ。
現時点で55％も支持など本来あり得ない。
かつて「アベ辞めろ」コールが巻き起こった街頭演説では、スガへも「ブタ箱へ行け」プラカードが掲げられていた。
それを当のスガが「こんな酷い事を言う人たちなんですよ」等、ヌケヌケと語っていたが、大衆は皆スガの元凶性にとっくに気付いている。それを承知で権力側は無理やりスガを首相に据えた。
指定席の列車や会場で他人の席に太々しく居座っているようなものだ。それが何時まで通用するのかという問題でしかない。