現在の安倍内閣は「死に体」であり、国民だけでなく、官僚、自民党内において、存在価値が薄れかけている。
内閣の大臣などでも、一心同体とは言えず、やめるにやめられない森雅子法務大臣などの哀れな姿を見ていると指名者である安倍首相の責任は極めて重い。自民党の心ある人は、皆同じ気持ちでしょう。

問題は、現在的問題は極めて対処が難しい。だれがやっても、皆が満足できる政策を遂行できる状況にない。
テーマ１：国際的に、米中が激しく対立している中で、日本の存在価値と発言力をどのように確保していくか。
テーマ２：中国の南シナ海での行動にどのように対処していくか。
テーマ３：世界に拡散したコロナにどのように向き合うか。
テーマ４；日本も同じであるが世界に蔓延している貧困者の存在が脅かされようとしている。差別の拡散化をどのようにして食い止めるか。
テーマ５：ＡＩ・ロボット時代が急速に広がり始めるというより、コロナによって人間に変わって作業をせざるを得なくなっている。好むと好まざるにかかわらず、定型的な作業は変わらざるを得ない。

このように大きく人間の使命が変わっていく時代の２０～３０％の自立した人間は別にして７０～８０％の無自覚な人間が直面する壁をどのように切り開くかと言っても多くの人は途方に暮れるでしょう。

今まで直面しなかった諸問題があり、現在の若い人の生きる道は極めて厳しい。日本のように、政府が借金をして国民生活を守ることは難しくなり、自立できない人が見捨てられることになっていかざるを得ない。安倍首相を切り捨てることは、まさしく自立できない己は、抹消されていくことに気づくべきでしょう。安倍首相は他人事でなく、己に突き付けられている刃に気が付いていないだけです。