白井聡の新著ということで、図書館にリクエストして買ってもらおうとおもったが、図書館はチャイナ肺炎のせいでもうずっと休みだ。 値段ほどの価値はないとおもったが、孫崎さんがとりあげた機会だからと、キンドル版をダウンロードして読んだ。 内容は、すぐに読めるので読めばいいが、この本の大きなテーマは新自由主義批判だ。しかしそのテーマなのに、しかも今の時期に出版するのに、中国がほとんど出てこないという不思議な本だ。そこをすっ飛ばして、なにか(意地悪く言えば)自己啓発本のような結論に飛んでも、まるで食い足りないなあという感じを受ける。 中国と新自由主義の関係について丁寧に書かないと、実際に、「日本は中国人の観光で食っていこうよタリラリラーン」が新自由主義そのものだということが、どうもわかってないらしいお爺さん、なんてのも出現する。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
白井聡の新著ということで、図書館にリクエストして買ってもらおうとおもったが、図書館はチャイナ肺炎のせいでもうずっと休みだ。
値段ほどの価値はないとおもったが、孫崎さんがとりあげた機会だからと、キンドル版をダウンロードして読んだ。
内容は、すぐに読めるので読めばいいが、この本の大きなテーマは新自由主義批判だ。しかしそのテーマなのに、しかも今の時期に出版するのに、中国がほとんど出てこないという不思議な本だ。そこをすっ飛ばして、なにか(意地悪く言えば)自己啓発本のような結論に飛んでも、まるで食い足りないなあという感じを受ける。
中国と新自由主義の関係について丁寧に書かないと、実際に、「日本は中国人の観光で食っていこうよタリラリラーン」が新自由主義そのものだということが、どうもわかってないらしいお爺さん、なんてのも出現する。