フレデイ タン のコメント

核戦力問題は米国の支配層が心を入れ替え廃絶に向かって音頭を取れば、ロシアも中国も朝鮮もイランもイスラエルも廃絶に向かって進むし、世界から核問題がなくなるのも必然となるでしょう。

米国の支配層は植民地から脱却して以降、ネイテイブの土地を暴力で略奪し、南北アメリカを手中に収め、今や世界にその支配力を水平展開しているのです。彼らの水平展開を可能にしているのは、核で他国を脅すことです。日本は核で広島、長崎を攻撃され、米国の植民地なりました。その味は米国の支配層の舌にきっちり記憶されているのです。

そのような米国の支配層ですから、核を手放すことはありません。しかも、米国と言う国には民族という概念もありません。民族の共同体としての価値も意義もありません。従って、米国民の殆どが日本の幕末に流行った「勝てば官軍」を信奉し、犯罪を犯しても逮捕されずに大金持ちになってしまえば、「泥棒男爵」と呼ばれこそすれ、軽蔑されることはないのです。そういうおめでたい米国と米国民ですから、益々、核を廃絶する大義からは米国は離れて行くのです。

そういう米国ですから、ロシア、中国、朝鮮、イランには民族の生存と主権を守るための核保有は肯定されるのです。これらの国に抑止力として核保有があればこそ、米国やイスラエルは手出しが出来なくなり、中東と東アジアとヨーロッパの平和が保たれると私は考えてます。

賢人の核に関する呼びかけは非の打ちどころがないのですが、米国の強欲な支配層が存在する限り、この地球に核無しの楽園は単なる幻想だと言えましょう。

No.1 59ヶ月前

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