フレデイ タン のコメント

ミルトン・フリードマンのショック・ドクトリンやデイザスタ・キャピタリズム、ネオコンのウオルフォウイッツ・ドクトリンは米国の支配層のカルトであり綱領なんです。ミルトン・フリードマンは破壊を目指し、ネオコンはユーラシアを支配下に置く夢を堅持しています。米国支配層はそれを実行に移しているのです。

トランプもその大義に忠実であることは否めません。さもなければ、米国の大統領なんてやってられません。対イラン条約を破棄することはトランプの公約でもあり、米国支配層の大義に悖らない。米国最大のロビーたるイスラエルのネタニアフとトランプは固い絆で結ばれている。ネタニアフは4年程前に米国の議会を訪問し、イランと闘うと表明し、支持されている。トランプの今回の所作は米国の言う民主的手続きに従っているのではないでしょうか。ここで誤解を避けたいのは、私はトランプを支持してないし、米国の支配層の綱領もとんでもないと思っているのです。

ネタニアフに後押しされ、イランに戦争を仕掛けてみたが、イランが想定外に強いことがトランプに分かった。土俵に上がって初めて相手の強さが分かると云うものです。ネタニアフはがっかりしたでしょう。一方、イランはこれから敢然と核兵器を持とうとするでしょう。イランが核兵器を持てば、米国とイスラエルは戦争できない。中東に平和が来ると私は観測してます。

トランプの今回の失策で世界の国々は米国と条約を結んでもすぐ破られるということを改めて知った。米国はずっとこれまで無法な国です。オバマもブッシュもクリントンも条約なんてあって無きが如く扱っていたのです。西側の新聞がうまく騙して来ただけです。

No.2 60ヶ月前

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