香港の長期デモが暴動化しているが、「自由の保障」と「経済面での香港価値喪失」の二面で考えていかなければならないものでしょう。 ①米国のポンペオ国務長官は、「1997年にイギリスから返還されたとき、保障された自由を求めているに過ぎない。中国共産党は約束を守らなければならない」と言っている。 ②孫崎さんの今回のご投稿は、「経済貿易金融面で香港の利用価値が終わり、香港人民のデモ・暴動が長期化しても中国経済に対する影響はない」という「広州=共同」の報道を取り上げている。 この問題に対する孫崎さんのご投稿は、中国の国際社会に対する信頼性の面をどのように考えているか明確にしていない。一般日本人は、中国に対する見方が、最初は柔らかに相手の言い分を理解し認めているようであるが、利用価値がなくなれば、情け容赦なく切り捨てる「冷酷的な国家」に見えてくる面に対する見解がないのが気にかかる。 中国が国際社会で認められるためには、相手国に警戒心を与えず安心して付き合える国家であることを示していかなければ、お金でねじ伏せる怖い国家のままでは、どこかで限界が出てくるのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
香港の長期デモが暴動化しているが、「自由の保障」と「経済面での香港価値喪失」の二面で考えていかなければならないものでしょう。
①米国のポンペオ国務長官は、「1997年にイギリスから返還されたとき、保障された自由を求めているに過ぎない。中国共産党は約束を守らなければならない」と言っている。
②孫崎さんの今回のご投稿は、「経済貿易金融面で香港の利用価値が終わり、香港人民のデモ・暴動が長期化しても中国経済に対する影響はない」という「広州=共同」の報道を取り上げている。
この問題に対する孫崎さんのご投稿は、中国の国際社会に対する信頼性の面をどのように考えているか明確にしていない。一般日本人は、中国に対する見方が、最初は柔らかに相手の言い分を理解し認めているようであるが、利用価値がなくなれば、情け容赦なく切り捨てる「冷酷的な国家」に見えてくる面に対する見解がないのが気にかかる。
中国が国際社会で認められるためには、相手国に警戒心を与えず安心して付き合える国家であることを示していかなければ、お金でねじ伏せる怖い国家のままでは、どこかで限界が出てくるのでしょう。