change のコメント

自分の生き方を求めれば、自己研鑽に努めるでしょう。自己研鑽の道は、己を忘れて他人の主張を目で見て、耳で聞いて、心に刻み込み、よりよい選択・よりよい生き方を求めていく。文芸作品が不可欠となる。

人間は、小説とか詩といった「文芸作品」を」求める。求める方法は、①書店に出かけて求める、②新聞などの紹介で求める、③テレビ等での紹介によって求める、④PCなどでの紹介によって求める、⑤友などの紹介などが浮かぶ。池澤夏樹氏も全作品の電子アーカイブの構築を進めている。

問題は、自己研鑽する人が少なくなると、「文芸作品」を創作する人がいなくなる「文学の危機」が訪れるということではなく、読み手をいかにして「文芸作品」に近づけられるかということになる。「文学は何か」=自他の垣根を取り除き自己研鑽の道を切り開くということが忘れ去られると、文学が一部の知識階級の専有物になってしまう。昔に戻ることになりかねない。AIとかロボットが主役になっていく時代を無視した行動であり、日本だけでなく、世界的に大きな問題でしょう。

No.5 60ヶ月前

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