今後調査していかなければならない問題点が多い。 ①何十年となれば上流から流れてくる土砂が水底をかさ上げすることになる。何十年前と現在の水底の差を「危険水位」で調整していたかどうか。 ②下水道の流水量が下水処理量流を超えれば、道路などにあふれる。あふれれば、土砂と違いコンクリートであれば、浸水の深さが大きくなる。どのように考えていたのであろうか。 ③長野新幹線基地10両編成120両が水浸しになり、損害が320億円になるという。このあたりの水深が一番深く4.3メートルという。地上から車両が水没した高さと地上は海抜何メートルかの調査が必要になるのではないか。 根本的な調査と対策がマッチしないと、同じ間違いが繰り返される。今までの水没事故と全く違った想定外の事故になる可能性が強く、土木専門家、行政、土木業者の責任が極めて大きくなるのではないか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
今後調査していかなければならない問題点が多い。
①何十年となれば上流から流れてくる土砂が水底をかさ上げすることになる。何十年前と現在の水底の差を「危険水位」で調整していたかどうか。
②下水道の流水量が下水処理量流を超えれば、道路などにあふれる。あふれれば、土砂と違いコンクリートであれば、浸水の深さが大きくなる。どのように考えていたのであろうか。
③長野新幹線基地10両編成120両が水浸しになり、損害が320億円になるという。このあたりの水深が一番深く4.3メートルという。地上から車両が水没した高さと地上は海抜何メートルかの調査が必要になるのではないか。
根本的な調査と対策がマッチしないと、同じ間違いが繰り返される。今までの水没事故と全く違った想定外の事故になる可能性が強く、土木専門家、行政、土木業者の責任が極めて大きくなるのではないか。