学生時代、入学した当初の英語の教材が若い米人作家の小説だった。主人公は家庭持ちで、子どもをすこぶる可愛がる理想的な家庭の主人。ところが、彼の職業は「無情の殺し屋稼業」。勿論、綺麗な奥さんと可愛い子供は彼の正体を知らない。その小説の結末がどうだったか忘れてしまったが、米国の大統領選があるたびにその小説を思い出す。 21世紀の米国は自作自演の9.11で始まった。ひどいことにアルカイダが犯人だと濡れ衣を着せ一挙に400人程度のアラブ人を裁判もしないでキューバのガンタナモにぶちこんだ。今も彼らは無実なのに釈放されてない。と同時に、米国は愛国法を成立させ、今も尚、非常事態なのです。米国は自由と民主主義を呪文のごとく唱えますが、民主主義とは正反対の国なのです。親米の日本人が中国は反政府を牢獄にぶち込むと批判しますが、米国では平和主義者はテロリストとして牢獄にぶちこまれます。 米の実力集団(CIA他、諸々のNGOと傭兵)は今も中東で殺人を行っている。米議会も米国民も限りなく無頓着で蒙昧で且つ反省もしない。大統領候補はそのことについて何も触れない。 USAは壊れて居るのです。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
学生時代、入学した当初の英語の教材が若い米人作家の小説だった。主人公は家庭持ちで、子どもをすこぶる可愛がる理想的な家庭の主人。ところが、彼の職業は「無情の殺し屋稼業」。勿論、綺麗な奥さんと可愛い子供は彼の正体を知らない。その小説の結末がどうだったか忘れてしまったが、米国の大統領選があるたびにその小説を思い出す。
21世紀の米国は自作自演の9.11で始まった。ひどいことにアルカイダが犯人だと濡れ衣を着せ一挙に400人程度のアラブ人を裁判もしないでキューバのガンタナモにぶちこんだ。今も彼らは無実なのに釈放されてない。と同時に、米国は愛国法を成立させ、今も尚、非常事態なのです。米国は自由と民主主義を呪文のごとく唱えますが、民主主義とは正反対の国なのです。親米の日本人が中国は反政府を牢獄にぶち込むと批判しますが、米国では平和主義者はテロリストとして牢獄にぶちこまれます。
米の実力集団(CIA他、諸々のNGOと傭兵)は今も中東で殺人を行っている。米議会も米国民も限りなく無頓着で蒙昧で且つ反省もしない。大統領候補はそのことについて何も触れない。
USAは壊れて居るのです。