フレデイ タン のコメント

私にとって最も重大なイベントは参議院選挙だった。

安倍氏が勝つんじゃないかと私は本当に心配した。日本国民が大好きなテレビが安倍氏に忖度してなるべく投票場に国民が足を運ばないように努力していたからだ。テレビの翼賛、ソンタクが功を奏して見事戦後2番目の低投票率だった。

ところが、あに諮らんや、結果は自民党にとって果々しくなかった。国民は意外に冷静に安倍氏の危険性に気づき始めている、と私は感じ取った。

先日、郷里への墓参りの帰途、私は広島で途中下車して原爆ドームに合掌した。日本に二個も原爆を落とした米国の罪業を非難しない日本人とは一体何者かということです。その日も多くの米国人の観光客が訪れていたが、彼らはやはりその表情から判断するに私の目には悔い改めているように見えた。米国の日本に対する原爆攻撃を非難することから、核廃絶の運動は展開さるべきだと私は考えます。

そして、中国に対して日本が維新以降膨大な人的物的損害を与えたにも拘わらず、忘れてしまっているかの如く振る舞っている。それはあたかも日本は原爆二個落とされて中国へ与えた日本の罪業が相殺されているかの如く見えるから不思議だ。つまり、あに大戦で日本もひどい目に遭ったから中国に対して「分るでしょう」と言っているみたいなのだ。しかし、どう考えてもこのやり方は通用しない。

私が言っていることをもっと簡潔に言えばこういうことになる。
米国に対する日本の債券勘定(落とさなくても済む原爆を落としたことを非難する権利)と中国への債務勘定(膨大な人的物的損害の償い)は相殺出来ない。

何かと中国や朝鮮半島諸国に強腰になっている安倍政権を観ているとそう言いたくなるんです。

No.2 64ヶ月前

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