フレデイ タン のコメント

米国は独立以来他民族、他国家との約束を破るのに恥じない国家だ。旧約聖書に書いてある通り異民族は約束を守るべき相手ではないとの決定的な信念が米国の支配層にあるからだろう。私が米国をならず者国家というのはそういう国際的約束事に対する破廉恥な対応が数えきれないほどあるからだ。

レーガンとゴルバチョフの合意もクリントンはそんなものは無かったと言ってユーゴにどんどん侵略した。最近にはトランプが核合意を勝手にキャンセルしてイランとの戦争に既に手を付けて居る。唯、イランにはプーチンがイランを守ると約束状を出しているので仮に米国が本格的に戦争始めても勝てないということだ。

以上は前置きだ。菅、千石、前原が中国との漁業協定を無視して中国漁船にいたずらしたのはこの三人組の発想では断じてない。三人がそういう度胸を持って居るとは到底考えられないよ。米国戦争屋の命令に従ったに違いないのだ。その線上で安倍政権になって日本の対中国政策はきな臭いものを目指していることは何人も否定するわけにはいかない。

中国の国防白書の詳細を私はまだ読んでないが、安倍政権の対中国好戦性はこれまでの言動から明白だから、それへの覚悟が書かれているだろう。米国とつるんで日本が尖閣実質支配を狙って行動を起こせば断固反撃するとの決意を表明しているに違いない。ただ、日本人を追い詰めるとパールハーバーみたいに狂気になる傾向これ強しとの判断も手伝って慎重な言い回しになっているだろう。

日本人は米国がバックについているからやんちゃやっていいと考えてはいけない。米国は自分に都合が悪くなれば勝手に逃げることも得意技の一つ。信用できない。日本人が一つきっちり覚えておかなくてはいけないことは中国との戦争は日本列島全体が丸ごと戦場になるということだ。米国にとってもそれが決定的に望ましく有利だ。日本が全滅して中国が1/3の破損した場合、東アジア全体を米国は苦なく支配出来る。日本人はそれを肝に銘じ、日本はしたたかに米中対立巻き込まれず生き延びなくちゃ駄目だと私は思っているが、自民党系が「あほ」やからそんなことはないと妄想に耽る。フィリッピンを観よと言いたい。ドアルテ大統領は「中国と戦争したいなら、自分でやれ」と米国側に言っている。日本もそう言えるように日本国家をデベロップせねばならない。

No.6 65ヶ月前

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