このような話が出てくると、皆が皆、錯覚を起こす。誘導されるのです。 根本的に、この世に存在しているということは、「絶対的普遍的」存在であり、言動すなわち一定の姿かたち・言葉が変転しないということはあり得ないという認識が大切ではないか。 極端に言えば、「嘘と詭弁」のだましあいの世界であり、絶対の正義を貫き通す人などいない。たとえ、正義を貫いていてもさまざまな条件が変われば、正反対の社会の反逆児になることだってあるのです。 「嘘と詭弁」で生きていない人など世の中で探すのが難しい。安倍政権は、「嘘と詭弁」のレベルが今までの内閣に比して多いし、組織的な感じがするというのであればわかる。だからといって、今までの内閣より悪いかどうかは判断できない。米国従属度が高いだけ、トランプ大統領を通じた米国との関係、また、他国との関係が良好であるという見方もできるのです。民主党政権の時あれだけでなく、ぎくしゃくした中国関係が良好であり、習近平主席の訪日も話題になっている 従属度が強い悪い面だけでなく、他国との友好関係も国民に好感度を与え、53~56%という内閣支持率を得ているとみるべきであり、「嘘と詭弁内閣」であれば、このような支持率を得るはずがありません。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
このような話が出てくると、皆が皆、錯覚を起こす。誘導されるのです。
根本的に、この世に存在しているということは、「絶対的普遍的」存在であり、言動すなわち一定の姿かたち・言葉が変転しないということはあり得ないという認識が大切ではないか。
極端に言えば、「嘘と詭弁」のだましあいの世界であり、絶対の正義を貫き通す人などいない。たとえ、正義を貫いていてもさまざまな条件が変われば、正反対の社会の反逆児になることだってあるのです。
「嘘と詭弁」で生きていない人など世の中で探すのが難しい。安倍政権は、「嘘と詭弁」のレベルが今までの内閣に比して多いし、組織的な感じがするというのであればわかる。だからといって、今までの内閣より悪いかどうかは判断できない。米国従属度が高いだけ、トランプ大統領を通じた米国との関係、また、他国との関係が良好であるという見方もできるのです。民主党政権の時あれだけでなく、ぎくしゃくした中国関係が良好であり、習近平主席の訪日も話題になっている
従属度が強い悪い面だけでなく、他国との友好関係も国民に好感度を与え、53~56%という内閣支持率を得ているとみるべきであり、「嘘と詭弁内閣」であれば、このような支持率を得るはずがありません。