鳩山さん、現在は一民間人として発言であり、大きな違和感はない。

鳩山さん同様に、民間ベースでは、日本人民と世界各国の人たちが話し合っても、大きな対立はないでしょう。どこの国民も同じように平和で文化的で福祉が充実した社会であれば不満がない。

どの国家も同じ目標に向かって政治的経済的施策を行い支持を得ている。支持を失えば、政権は瓦解し、別の人たちに政権を譲り、よりよい社会を求めていく。

求めても、経済的不満、言論の自由が阻害されれば、香港のように多くの市民が立ち上がる。立ち上がれば、アフリカ、中近東、南アメリカに見られる国家内の紛争から、他国の介入を許し、国家が疲弊状態になる。シリアなどは、大量の難民がＥＵになだれ込み、ＥＵ自体の存続さえ危なくなっている。

国家指導者の選択が、二大別された世界では、どちらかにつくことになり、代理戦争状態になり、収拾が困難になっている。泥臭い政治面を度外視し、美しい言葉で、美しい面ばかり取り上げても多くの人の信頼を得ることは難しい。鳩山氏の限界でしょう。