令和という時代を迎えて、若者たちには自分たちの時代が来たという感覚が強く働いているようだ。 一番大きな課題は、戦後レジームからの脱皮です。米国に従属し、政府は米国「NO」といえず、一方憲法の制約から米国に「YES」ともいえず、戦後一貫して、政府は、米国の要求と憲法の制約の中でもがき続けているといえる。政府は、条約と憲法との板挟み、抵抗とあきらめの中で、1945年敗戦から2019年現在に至るも、戦い続けているといえる。 戦後の反省を含めても、このように長い期間一国の政府を自縄自縛して、自由な外交を束縛する権利が国民にあるとしたらおかしな話であり、令和という時代の節目に期間を切って十分議論して、最後には憲法改正可否の投票に向かうべきでしょう。政治だけでなく、経済的にも自由な発想を自由に実行できれば、日本は大きく国際社会の中で羽ばたけるのではないか。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
令和という時代を迎えて、若者たちには自分たちの時代が来たという感覚が強く働いているようだ。
一番大きな課題は、戦後レジームからの脱皮です。米国に従属し、政府は米国「NO」といえず、一方憲法の制約から米国に「YES」ともいえず、戦後一貫して、政府は、米国の要求と憲法の制約の中でもがき続けているといえる。政府は、条約と憲法との板挟み、抵抗とあきらめの中で、1945年敗戦から2019年現在に至るも、戦い続けているといえる。
戦後の反省を含めても、このように長い期間一国の政府を自縄自縛して、自由な外交を束縛する権利が国民にあるとしたらおかしな話であり、令和という時代の節目に期間を切って十分議論して、最後には憲法改正可否の投票に向かうべきでしょう。政治だけでなく、経済的にも自由な発想を自由に実行できれば、日本は大きく国際社会の中で羽ばたけるのではないか。