大塩の乱は幕末近くの大事件なので、高校の日本史でも結構詳しくやった記憶がある。そのとき感じたのは、裏切り者の出現などずさんな計画、さらにはなによりも肝心な民衆に多数の死者を含む大きな被害を与えたという点で、仮に彼の方向性を正しいと考えたとしても、結果から見てこういう決起をあんまり美化して賞賛するべきではないということであった。 >>今日の日本人から最も遠い人でないか。「身の死するを恨まずして、心の死するを恨む」 などといわれればドキリとするが、思想は思想としてその毒を感じつつ、自分などは簡単に死ぬことなくできることをやっていくしかないだろうとおもう。 三島由紀夫のはなしも孫崎さんの引用に少し出ているが、1925年生まれだから、自決がなくても現在存命とは限らない。しかし、ソ連崩壊から21世紀ころにかけてはたぶん存命で、鋭い言論活動をしたであろうとおもうのに残念だ。
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孫崎享チャンネル
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大塩の乱は幕末近くの大事件なので、高校の日本史でも結構詳しくやった記憶がある。そのとき感じたのは、裏切り者の出現などずさんな計画、さらにはなによりも肝心な民衆に多数の死者を含む大きな被害を与えたという点で、仮に彼の方向性を正しいと考えたとしても、結果から見てこういう決起をあんまり美化して賞賛するべきではないということであった。
>>今日の日本人から最も遠い人でないか。「身の死するを恨まずして、心の死するを恨む」
などといわれればドキリとするが、思想は思想としてその毒を感じつつ、自分などは簡単に死ぬことなくできることをやっていくしかないだろうとおもう。
三島由紀夫のはなしも孫崎さんの引用に少し出ているが、1925年生まれだから、自決がなくても現在存命とは限らない。しかし、ソ連崩壊から21世紀ころにかけてはたぶん存命で、鋭い言論活動をしたであろうとおもうのに残念だ。