この件については通り一遍のことしか知らないが、孫崎さんの理解と少し異なる受け止めをわたしはしている。 経団連会長は、討論会を通じて、科学的データを示して説得すれば、原発再稼働について国民の理解を得られるだろうと甘く考えていたのだろう。しかし、再稼働反対派のことを知るにつけ、「エモーショナル(感情的)な反対をする人たちと議論をしても意味がない。絶対いやだという方を説得する力はない」という認識に至ったのであろう。 ただこれだけのことで、別に政権の圧力などはなかったであろう。 これに関連して、孫崎さん引用の東京新聞には「原発再稼働を進める安倍政権」という叙述があるが、わたしは安倍政権は、原発再稼働に対してはかなり日和見だとおもっている。おそらく、安倍政権をアタマからすべて否定的に見ている人たちにはそれが見えないのであろう。むしろ安倍政権が日和見で非協力的ゆえに、経団連会長が焦って、結局自滅してしまったとさえ想像が向かう。 原発再稼働問題に限らず、安倍首相は、与党内にできるだけ敵をつくらないようにいま動いているようにみえる。そのために権力の使用を抑制している。心中を想像すると、4選のため、そして9条改憲のためということなのだろう。 しかし、いまは強力な権力を用いても、原発を再稼働をさらに推進すべきときだとわたしはおもっている。経団連会長もそのようなおもいなのだろう。
チャンネルに入会
フォロー
孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
この件については通り一遍のことしか知らないが、孫崎さんの理解と少し異なる受け止めをわたしはしている。
経団連会長は、討論会を通じて、科学的データを示して説得すれば、原発再稼働について国民の理解を得られるだろうと甘く考えていたのだろう。しかし、再稼働反対派のことを知るにつけ、「エモーショナル(感情的)な反対をする人たちと議論をしても意味がない。絶対いやだという方を説得する力はない」という認識に至ったのであろう。
ただこれだけのことで、別に政権の圧力などはなかったであろう。
これに関連して、孫崎さん引用の東京新聞には「原発再稼働を進める安倍政権」という叙述があるが、わたしは安倍政権は、原発再稼働に対してはかなり日和見だとおもっている。おそらく、安倍政権をアタマからすべて否定的に見ている人たちにはそれが見えないのであろう。むしろ安倍政権が日和見で非協力的ゆえに、経団連会長が焦って、結局自滅してしまったとさえ想像が向かう。
原発再稼働問題に限らず、安倍首相は、与党内にできるだけ敵をつくらないようにいま動いているようにみえる。そのために権力の使用を抑制している。心中を想像すると、4選のため、そして9条改憲のためということなのだろう。
しかし、いまは強力な権力を用いても、原発を再稼働をさらに推進すべきときだとわたしはおもっている。経団連会長もそのようなおもいなのだろう。