今日の朝日の籠池記事は圧巻でした。「朝日は頑張っているな。いいぞ」という感じにひたりました。 ところが、ベネズエラに関する今日の社説は噴飯物。ワシントンポストやニューヨークタイムスとかいうウオール街の機関紙のエデイトリアルを翻訳したかと思われるほどリベラルの視点が無いのです。即ち、金太郎飴。 1945年8月15日、ムノヤケジが朝日に辞表を叩きつけました。理由は戦時中、大本営の嘘を報道したことを反省しない朝日にうんざりしたということですが、恐らく、真相は、その日からマッカーサー総司令部の報道機関で食っていこうと経営が決意したことをムノタケジは知ったのでしょう。だって、今も尚、星条旗は朝日にとってはアンタッチャブルであるとしか見えないからです。 そういう組織の根幹があるにも拘わらず、朝日の社会部はそこそこ頑張っているように見えます。だが、国際政治について何とかならんか、と言いたいのです。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
今日の朝日の籠池記事は圧巻でした。「朝日は頑張っているな。いいぞ」という感じにひたりました。
ところが、ベネズエラに関する今日の社説は噴飯物。ワシントンポストやニューヨークタイムスとかいうウオール街の機関紙のエデイトリアルを翻訳したかと思われるほどリベラルの視点が無いのです。即ち、金太郎飴。
1945年8月15日、ムノヤケジが朝日に辞表を叩きつけました。理由は戦時中、大本営の嘘を報道したことを反省しない朝日にうんざりしたということですが、恐らく、真相は、その日からマッカーサー総司令部の報道機関で食っていこうと経営が決意したことをムノタケジは知ったのでしょう。だって、今も尚、星条旗は朝日にとってはアンタッチャブルであるとしか見えないからです。
そういう組織の根幹があるにも拘わらず、朝日の社会部はそこそこ頑張っているように見えます。だが、国際政治について何とかならんか、と言いたいのです。