>>3 続き 1968年のパリ五月革命は赤旗や白旗でなくカルチェラタンに黒旗がかかげられた。この旗はアナキストの旗でした。日本ではアナキストは明治以来の洗脳教育の結果、悪質疾病のごとく認識することが日本人に植え付けられ、DNA化している。日露戦争時のわらべ歌の「ロシア、野蛮国、クロポトキン、禁の玉、負けて逃げるはロシア兵、、、、」は日本の軍国勃興時一世風靡している。その精神風土は今も健在。 でもその考えには評価すべきものがある。米国のような徹底した資本主義は戦争をも上場銘柄にするすさまじさ。資本による、資本の為の、資本の支配体制は過酷そのもの。一方、プロレタリア独裁も独裁体制の人民支配は過酷。アナキストはかかる両方の支配体制に反対するユートピア願望とも言えましょうか。因みに文学も含めた芸術一般は「支配」を排除するのをテーマにしてるからこそ芸術なんですね。従って、人は美を感じるのです。 それはともかく、現代フランスの黄色は1968年の5月革命の黒集団と通ずるものがあります。ただ、難点があります。良き指導者に恵まれない。
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孫崎享チャンネル
(ID:19005377)
>>3
続き
1968年のパリ五月革命は赤旗や白旗でなくカルチェラタンに黒旗がかかげられた。この旗はアナキストの旗でした。日本ではアナキストは明治以来の洗脳教育の結果、悪質疾病のごとく認識することが日本人に植え付けられ、DNA化している。日露戦争時のわらべ歌の「ロシア、野蛮国、クロポトキン、禁の玉、負けて逃げるはロシア兵、、、、」は日本の軍国勃興時一世風靡している。その精神風土は今も健在。
でもその考えには評価すべきものがある。米国のような徹底した資本主義は戦争をも上場銘柄にするすさまじさ。資本による、資本の為の、資本の支配体制は過酷そのもの。一方、プロレタリア独裁も独裁体制の人民支配は過酷。アナキストはかかる両方の支配体制に反対するユートピア願望とも言えましょうか。因みに文学も含めた芸術一般は「支配」を排除するのをテーマにしてるからこそ芸術なんですね。従って、人は美を感じるのです。
それはともかく、現代フランスの黄色は1968年の5月革命の黒集団と通ずるものがあります。ただ、難点があります。良き指導者に恵まれない。