1月6日、第76回ゴールデン・グローブ賞授賞式が米ロサンゼルスで行われ、クイーンのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』が作品賞(ドラマ)に輝き、主演のラミ・マレックが男優賞(ドラマ)を受賞した。
2019年1月7日現在、全米で1億9300万ドル、全世界で7億4300万ドルの興行成績となっている。
改めて、クイーンの魅力に触れる結果となった。
ボーカル・フレディ・マーキュリーの歌の魅力でもある。
フレディは、当時イギリスの保護国だった、タンザニアにあるザンジバル島で生まれた。インド生まれの両親は、ペルシャ系インド人でゾロアスター教徒であるパールシー。フレディは、インドで幼少期の大半を過ごした。1963年にザンジバルに戻り家族と一緒に暮らし始めたが、その翌年ザンジバル革命が起こり、アラブ人とインド人の多数の死傷者が出た。当時17才
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安倍首相NHKで「土砂を投入していくにあたってですね、あそこのサンゴについては移しております」。琉球新報移してない、首相自らフェイクの発信者。沖縄県水産課ない(毎日)、ひよる朝日「首相のいう「あそこ」の具体的な場所は不明だが。。。。。」。あそこは明確です。
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コメント
You tubeで、「ボヘミアン ラプソディ」で聞くことができた。
歌詞は,「生と死」に直面した直截的な言葉が並んでいる。
強く心に響いた歌詞は
死に直面しては、「僕は死にたくないよ」「いっそ生まれてこなければよかったと時々思うよ」
生に直面しては、「なにも大したことないよ」「誰も知っていること」「どっちみち風は吹くのさ」
「生と死のはざま」で生活している人は、歌えば歌い返す同志的感情を抱くのではないかと推測しています。不思議な魔力を感じます。何オクターブの音域で歌っているのかわからないが、たぐいまれな才能に恵まれていた人であることは実感する。音楽は大変興味があるが、映画については悩ましい。
クイーンは母がファンでコンサートに行ったこともあるみたいだが、
わたしはさして興味がなかった。
しかし、今回の孫崎さんの記述でフレディ・マーキュリーの両親が
パールシーであることをはじめて知って、俄然、興味がわいてきた。
ゾロアスター教は非常に古い時代からペルシャ界隈でさかえ、
揺籃期のユダヤ教に影響をあたえ、ユダヤ教を通じてキリスト教やイスラム教、
はてはマルクス主義にも影響を与えている?というすごい宗教で、
地理的にもシルクロードをへて朝鮮半島までは痕跡が確認されているらしい。
日本への影響は不明だが、東大寺のお水取り儀式との関連をいう向きもある。
ササン朝滅亡後、ゾロアスター教も衰退し、現代ではゾロアスター教徒の実数は
とても少ないが、ササン朝滅亡のころにインドにわたり、パールシー(=ペルシャ)
と呼ばれながら、現地人との婚姻はせずにもともとの集団を維持しつつ、
細々とゾロアスター教信仰を続けたひとびとがいる。
パールシーは、イギリスのインド支配のときに世界史にあらわれる。イギリスが
インドを支配するにあたり、手先として優遇したからだ。たとえば、中国との
アヘン貿易にもパールシーがかかわったといわれている。
手先とした理由はひとつではないだろうが、パールシーの肌の色が純血を守ってきたので、
白人と同様であったことが大きな理由であったともいわれる。
その結果、パールシーはインドで財力をたくわえ、現代でも知的にも金銭的にも
富裕な階層をインドで形成している(たとえばタタ財閥)。
ここからはわたしの想像をまじえて書くが(ただしフレディ・マーキュリーであれば、この程度のこと、
あるいはもっと詳しく正確なことが、すでに語られていることだろう)、
フレディ・マーキュリー自身もその両親も、イギリス支配下のザンジバルで
支配層の一員として裕福な暮らしをしていたのであろう。しかし革命がおき、
両親はイングランドに移り、「郊外住宅の使用人」となった。裕福とはいかなかっただろう。
ましてフレディ・マーキュリーには一般とは違う性的嗜好があった。
どこにも帰属意識を感じられなかったのではなかろうか(ボヘミアン)。
そういう自意識のなかからつくられた音楽が、時代性のなかで、欧米や日本で広く受け入れられていった。
おおげさにいえば、ゾロアスター教とイギリスのインド支配がなければ、クイーンはなかった。
世界史の不思議なめぐり合わせを感じる。
追記
どうも、わたしの感触では、ゾロアスター教は、フレデイ タン 氏にも影響を与えているという気がする。 笑。
(ID:19005377)
ボヘミアン・ラプソデイをまだ見てないのです。みなくちゃと思っています。
彼の歌、素晴らしいです。伊藤野枝を歌手にすれば、彼みたいに歌うんだろうな。両者に通ずるのはアナキズム。