日本は、年間7兆円ほどの貿易黒字を確保しながら、円高にならない。なぜかといえば、必要以上に市場にお金をばらまく「金融緩和」を継続しているから、円安によって貿易量が確保され、大企業は巨大な利益を抱え込んでいる。金利はゼロであり、一般国民は蚊帳の外、恩恵が全くなく、財政赤字の山がどこかで押し付けられる。米国通商代表部の圧力しか国民は期待できない。金融緩和をやめたときどんな現象が起きるのであろうか。 必要以上のお金をばらまいたのはいいが、金利がつかなければ、金融緩和をやめたとき、投資対象がなければ、一気に市場に出ているお金が日銀に戻ってくることになる。財政赤字がその分増えれば大変なことになる。企業の利益が増税に寄与しても、とても間に合わない。アベノミクスなどは、国民を欺く大企業利益還元財政赤字増大拡大政策ということが明確化してくるのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
日本は、年間7兆円ほどの貿易黒字を確保しながら、円高にならない。なぜかといえば、必要以上に市場にお金をばらまく「金融緩和」を継続しているから、円安によって貿易量が確保され、大企業は巨大な利益を抱え込んでいる。金利はゼロであり、一般国民は蚊帳の外、恩恵が全くなく、財政赤字の山がどこかで押し付けられる。米国通商代表部の圧力しか国民は期待できない。金融緩和をやめたときどんな現象が起きるのであろうか。
必要以上のお金をばらまいたのはいいが、金利がつかなければ、金融緩和をやめたとき、投資対象がなければ、一気に市場に出ているお金が日銀に戻ってくることになる。財政赤字がその分増えれば大変なことになる。企業の利益が増税に寄与しても、とても間に合わない。アベノミクスなどは、国民を欺く大企業利益還元財政赤字増大拡大政策ということが明確化してくるのでしょう。