これらマスコミの調査結果をどのように見るか、人によって異なるでしょう。

私は、「明確に民主党支持」がＮＢＣニュース３９％、ＷＳＪ３８％となっているが、分析の仕方は違っても、Ｆｏｘニュースが再選されると思う３９％となっており、拮抗しており、その偶然性に注目している。

米国国民は、トランプ大統領の愛国的な政策には賛成であるが、人類の共助的政策に反する政策に異議を唱えているとみるべきでしょう。極めて米国国民はバランスの取れた考え方を持っているとみて間違いない。様々な人種が一緒に生活しているが、生活が豊かになるということでは、米国が豊かにならなければならないということである。豊かになることにおいて皆が認めているが、人種差別があってはいけないということでもあり、当たり前の国民感覚といえる。

マスコミが徹底的に追求しているロシアサイバー問題から端を発した情報通信分野の米中対立を米国民がどのように理解しているか、少し情報を集めてみたい。米中貿易問題は経済問題であるが、米中情報通信問題は安全保障問題であり、米国民の意識によって、米中の深刻度が増せば、トランプ大統領のロシア、中国柔軟的対応に変化が起きてくるのではないか。