なお、lonelinessと健康については、最初の方に、
Loneliness has the same impact on mortality as smoking 15 cigarettes a day, making it even more dangerous than obesity.
と書いてある。このとおりなら、保険会社がlonelinessに興味をもっても当然であろう。
具体的な内容では、他人との対面的な交流があるかとか、睡眠パターンとか、家族とすごす時間の多寡とかがlonelinessに影響があるかを見ているが、最初の方にあってもっとも興味深い感じがしたのは、世代別にみたlonelinessである。年代があがるにつれて、きれいに、lonlinessを感じなくなっている。
( Gen Zers (adults ages 18-22) surveyed have a total average loneliness score of 48.3 –granting them the title of the loneliest generation –while scores gradually drop as respondents continue to age, culminating in a total average loneliness score of 38.6 for the least lonely group, the Greatest Generation (adults ages 72+). )
(ID:13458971)
孫崎さん紹介のCIGNA論文をざっと読んでみた。(孫崎さんが「重要論文」といってるのは、CIGNA論文を引用しただれかの論文のようだが、不明)。
CIGNAは米国の保険会社(HMOらしい)だが、自分は何の知識ももってない。堤未果あたりならなにか書いているかもしれないので、こんど立ち読みしてみようとおもった。
そのCIGNAがlonelinessについて、18歳以上の2万人の米国人について、UCLA Loneliness Scale なるものをもちいて分析したデータというのが論文の内容である。
なお、lonelinessと健康については、最初の方に、
Loneliness has the same impact on mortality as smoking 15 cigarettes a day, making it even more dangerous than obesity.
と書いてある。このとおりなら、保険会社がlonelinessに興味をもっても当然であろう。
全体的には、こういう論文を保険会社が刊行するということ、lonelinessという精神的健康を相手にしているということ、それを科学的手法を用いて分析していること、なんとなく(分野はなんでもいいが)あらたな商品開発にもつながるような印象を受けること、など、米国らしさのある論文だとおもった。別に悪い意味ではない。
具体的な内容では、他人との対面的な交流があるかとか、睡眠パターンとか、家族とすごす時間の多寡とかがlonelinessに影響があるかを見ているが、最初の方にあってもっとも興味深い感じがしたのは、世代別にみたlonelinessである。年代があがるにつれて、きれいに、lonlinessを感じなくなっている。
( Gen Zers (adults ages 18-22) surveyed have a total average loneliness score of 48.3 –granting them the title of the loneliest generation –while scores gradually drop as respondents continue to age, culminating in a total average loneliness score of 38.6 for the least lonely group, the Greatest Generation (adults ages 72+). )
これはわたしの考察だが、たぶん日本調べても同じ結果だとおもう。理由はいろいろありえようが(CIGNA論文でも示唆はある)、一番は、要するに鈍くなるからだとおもう。