暗殺は暗殺であり、なかなか真相が明らかにされることはない。 このような問題は、何もサウジに限ったことではない。政府批判が許されていない中国など独裁国家にも共通するが、金持ちで他国にあまり好かれない傾向がある。危険になった以前の手下を別の手下に「処分」させ、秘密を知った別の手下も「処分」するのである。 中国の最近の事例では、アメリカ亡命中の中国大富豪郭文貴の暴露によって明らかになった王岐山の資金源海南航空王健会長の事故死、ICPO総裁の孟宏偉の「失踪」があげられるのではないか。郭文貴はサウジのムハンマドの叔父とのつながりが深いようだ。サウジと中国の事例を並べて分析すると何かが分かってくるのかもしれない。 国民によって選挙で選ばれない国家に共通することで、世界各国の民主化が進まなければ、世界的な対立は少なくならないのでしょう。各々の国が特殊事情を主張していては、紛争、戦争がなくならない。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
暗殺は暗殺であり、なかなか真相が明らかにされることはない。
このような問題は、何もサウジに限ったことではない。政府批判が許されていない中国など独裁国家にも共通するが、金持ちで他国にあまり好かれない傾向がある。危険になった以前の手下を別の手下に「処分」させ、秘密を知った別の手下も「処分」するのである。
中国の最近の事例では、アメリカ亡命中の中国大富豪郭文貴の暴露によって明らかになった王岐山の資金源海南航空王健会長の事故死、ICPO総裁の孟宏偉の「失踪」があげられるのではないか。郭文貴はサウジのムハンマドの叔父とのつながりが深いようだ。サウジと中国の事例を並べて分析すると何かが分かってくるのかもしれない。
国民によって選挙で選ばれない国家に共通することで、世界各国の民主化が進まなければ、世界的な対立は少なくならないのでしょう。各々の国が特殊事情を主張していては、紛争、戦争がなくならない。