米国に対する巨大な貿易黒字国の代表が、中国であり、日本であり、ドイツである。 間違ってならないことは、買いたい輸入品が買えないということではなく、売りたい輸出品が希望どうり売れないということである。何故か。米国の輸入が大きく継続的貿易赤字を続けてきた結果、これ以上赤字を続けることができなくなったということである。 米国の大統領が、米国は他国の犠牲になることを継続できないということが、何故、問題なのか。各国が各々の国内事情で正当性を主張すれば、買う方が強いわけであり、黒字国が影響を受けるだけでなく、関連する米国の企業も影響を受けるのは当たり前のことである。当たり前の犠牲を払うことを覚悟して米国が主張しているわけであり、当然巨大黒字国はどのように対処するかが問われているのであって、米国が困るとか、貧困者が増えるということなど心配する必要はない。黒字国が乗り切る方法を選択することが求められている。 大体弱いものが、あれこれ言うのが常であるが、弱いものがどのようにまとまれば勝てるかを考えることが先決である。米国に勝てる方法も考えずに、米国の心配をするなど全く転倒した愚かなことといえるのでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
米国に対する巨大な貿易黒字国の代表が、中国であり、日本であり、ドイツである。
間違ってならないことは、買いたい輸入品が買えないということではなく、売りたい輸出品が希望どうり売れないということである。何故か。米国の輸入が大きく継続的貿易赤字を続けてきた結果、これ以上赤字を続けることができなくなったということである。
米国の大統領が、米国は他国の犠牲になることを継続できないということが、何故、問題なのか。各国が各々の国内事情で正当性を主張すれば、買う方が強いわけであり、黒字国が影響を受けるだけでなく、関連する米国の企業も影響を受けるのは当たり前のことである。当たり前の犠牲を払うことを覚悟して米国が主張しているわけであり、当然巨大黒字国はどのように対処するかが問われているのであって、米国が困るとか、貧困者が増えるということなど心配する必要はない。黒字国が乗り切る方法を選択することが求められている。
大体弱いものが、あれこれ言うのが常であるが、弱いものがどのようにまとまれば勝てるかを考えることが先決である。米国に勝てる方法も考えずに、米国の心配をするなど全く転倒した愚かなことといえるのでしょう。