「戦後史の正体」の抜粋であるが、何故、今、抜粋なのかの理由がわからない。孫崎さんは、今回の沖縄における選挙と日米安保沖縄地位協定との関係性として本当の政治家岸信介の存在を位置づけたかったのかもしれない。 高校生の時、新聞で岸首相の発言内容の奥深さに驚いたことを覚えている。深慮策謀ということより、言葉の真意を探っていくと、その時分析した方向性が後日明らかになってくることであった。政治家のすごさを知ったのであるが、硬軟を使い分けることが岸首相に可能であっても、池田ほかの単細胞政治家は、野党受けする強気の方向性を取り、お話のように退陣に追い込まれていったように記憶しています。 米国との交渉について卓越した岸信介にほかの政治家がついていけなかったというより、米国に対する見方が甘すぎたといえるのでしょう。岸信介が世の中で逆の評価をされていることが、日本外交の幼さを指し示しているのであるが、理解する人が少ない中で、岸信介を取り上げた意義は大きい。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
「戦後史の正体」の抜粋であるが、何故、今、抜粋なのかの理由がわからない。孫崎さんは、今回の沖縄における選挙と日米安保沖縄地位協定との関係性として本当の政治家岸信介の存在を位置づけたかったのかもしれない。
高校生の時、新聞で岸首相の発言内容の奥深さに驚いたことを覚えている。深慮策謀ということより、言葉の真意を探っていくと、その時分析した方向性が後日明らかになってくることであった。政治家のすごさを知ったのであるが、硬軟を使い分けることが岸首相に可能であっても、池田ほかの単細胞政治家は、野党受けする強気の方向性を取り、お話のように退陣に追い込まれていったように記憶しています。
米国との交渉について卓越した岸信介にほかの政治家がついていけなかったというより、米国に対する見方が甘すぎたといえるのでしょう。岸信介が世の中で逆の評価をされていることが、日本外交の幼さを指し示しているのであるが、理解する人が少ない中で、岸信介を取り上げた意義は大きい。