憲法問題は、改正賛成と反対両派の間に、協調派があり、その先頭に立っているとの自負が船田氏にあるのでしょう。 協調派というのがよくわからない。改正賛成であるが丁寧に審議していきたいと人たちと、改正反対であるが丁寧に審議には応じていきたいという二つの流れが考えられるからである。 協調派というといかにも素晴らしい調整能力を発揮して方向性を決められるかというと、賛成の方向にもっていこうとするか、反対の方向にもっていこうかという大きな差は、どこかの時点で、当然改正賛成、改正反対に集約されるのである。 このような論理的見方が船田氏にわからないはずがない。極めて明確に、改正をやる意欲がないから外されたとみるべきでしょう。もっともらしい理屈を言っているが、その理屈を乗り越える方策を考えていくのが、船田氏の任務ではなかったか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
憲法問題は、改正賛成と反対両派の間に、協調派があり、その先頭に立っているとの自負が船田氏にあるのでしょう。
協調派というのがよくわからない。改正賛成であるが丁寧に審議していきたいと人たちと、改正反対であるが丁寧に審議には応じていきたいという二つの流れが考えられるからである。
協調派というといかにも素晴らしい調整能力を発揮して方向性を決められるかというと、賛成の方向にもっていこうとするか、反対の方向にもっていこうかという大きな差は、どこかの時点で、当然改正賛成、改正反対に集約されるのである。
このような論理的見方が船田氏にわからないはずがない。極めて明確に、改正をやる意欲がないから外されたとみるべきでしょう。もっともらしい理屈を言っているが、その理屈を乗り越える方策を考えていくのが、船田氏の任務ではなかったか。