実質、公平・公正な選挙から程遠い、汚い手を使いまくった自公が負けた。 不正選挙システムで間違って玉城デニー氏の票を増やしてしまったのでないか。ご愁傷様である。 だが、実際に起きたことは━現地で選挙取材を続けたジャーナリストの横田一氏が言う。「玉城陣営は『アリがゾウに挑むようなもの』と言っていたほどで、カネも人員も宣伝量も圧倒的な差がありましたが、最後は沖縄の良識が勝ったのだと思う。(日刊ゲンダイ)━ということだろう。 選挙直前に天木直人氏が引合いに出された、2006年1月のパレスチナ自治区選挙に近い状況も これから生じてくるに違いない。即ち この時、米国の期待に反してパレスチナ民衆が対米強硬派のハマスに過半数の議席を与えると、米国はただちに制裁を加えハニヤ首相に退陣を迫った。だが、ハニヤ首相はパレスチナ闘争史に残る名セリフをはいて首相にとどまり今日に至っているという━「我々はいかなる弾圧にも屈しない。(どんなに経済封鎖されても)我々には塩とオリーブがあれば生きていける」 沖縄の人々も「日米安保でメシ食ってる連中」の好き放題にはさせない━つまり、「正気である」ことを見せ付けた格好だ。
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
実質、公平・公正な選挙から程遠い、汚い手を使いまくった自公が負けた。
不正選挙システムで間違って玉城デニー氏の票を増やしてしまったのでないか。ご愁傷様である。
だが、実際に起きたことは━現地で選挙取材を続けたジャーナリストの横田一氏が言う。「玉城陣営は『アリがゾウに挑むようなもの』と言っていたほどで、カネも人員も宣伝量も圧倒的な差がありましたが、最後は沖縄の良識が勝ったのだと思う。(日刊ゲンダイ)━ということだろう。
選挙直前に天木直人氏が引合いに出された、2006年1月のパレスチナ自治区選挙に近い状況も これから生じてくるに違いない。即ち この時、米国の期待に反してパレスチナ民衆が対米強硬派のハマスに過半数の議席を与えると、米国はただちに制裁を加えハニヤ首相に退陣を迫った。だが、ハニヤ首相はパレスチナ闘争史に残る名セリフをはいて首相にとどまり今日に至っているという━「我々はいかなる弾圧にも屈しない。(どんなに経済封鎖されても)我々には塩とオリーブがあれば生きていける」
沖縄の人々も「日米安保でメシ食ってる連中」の好き放題にはさせない━つまり、「正気である」ことを見せ付けた格好だ。