A-1:事実関係1:ガーディアン紙、『トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望むを掲載。トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望む(Trump 'wanted Assad assassinated': key claims in Bob Woodward's book)
ウッドワード氏は、米紙ワシントン・ポストによるウォーターゲート事件報道でニクソン大統領を辞任に追い込んだ記者2人のうちの一人、彼は今月新著「Fear: Trump in the White House(仮訳:恐怖─ホワイトハウスの中のトランプ)」を発刊予定。
この発刊に際し、ガーディアン紙は、『トランプ大統領、シリアのアサド大統領暗殺を望む(Trump 'wanted Assad assassinated': key claims in Bob Woodward's book)』を掲載。
トランプ大
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健康:英国ガーディアン紙4日「英国の5名中4名が早期の死亡。心臓年齢が示すテストを行った者の34%は年齢相応より5歳老け、5%は10歳老けている。肥満、高血圧、高コレストロール、アルコール摂取、運動不足、ライフスタイルの変化を必要としている
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ニューヨーク・タイムズ「私はトランプ政権内部のレジスタンス(地下抵抗勢力)の一員だ」と題する、匿名の政権高官によるトランプ大統領批判の寄稿。気まぐれ、「反自由貿易」、「反民主主義」批判。だが現状では共和党内はトランプ追従勢力拡大。
コメント
孫崎さんが、評価で、シリア、ロシアは圧倒的に有利な立場にあり、化学兵器を使うわけがないという論理を展開したのは好ましい論理とは言えない理由を列記する。
①米国、ロシアなどは、互いに諜報組織によって諜報活動を行い、相手の行動を把握しているとみるのが妥当でしょう。「証拠がある」といって証拠を列記すれば、相手に諜報活動の手の内をさらけ出すことになり、米国、ロシアとも「証拠」などはっきりさせるわけがない。
②シリアが化学兵器を使うわけがないという理屈も、核保有が懸念されるイスラエルに対する弱者のデモンストレーションとみれば、国際社会にも一定の脅威を与えることができる。
また、反政府組織の地域を奪回しても、反政府の民間人が多数生存すれば、いつも反政府組織の行動に監視活動が必要であるし、シリアの広大な地域をコントロールできず、人の住めない廃墟にしようとしていると疑いが晴れない。
圧倒的優勢だから非人道兵器など使うわけがないというのが
間違いなのはその通り。
われわれは某国がすでに勝負のついた戦争で二度にわたって
非人道兵器で大量殺戮を行ったことを知っている。
この国は戦闘で生きたままで人を焼き殺す火炎放射器という
兵器をこよなく愛好し、日本兵もよく焼き殺された。
この残虐極まりない兵器を通常配備したのは他にはナチスドイツのみ。
べとナムではダイオキシンを撒き散らした。
さらにはイラク戦争で劣化ウラン弾の使用。
国際社会の反発を歯牙にもかけず。
自分が当たり前にやることを他国がそれをするのは
けしからんというこの国の性格はなんとかならんか。
圧倒的に弱かったり抵抗できなかったりする相手にたいして、ことさらに残虐なことがあるのは、人間の本質の一つだとおもいますね。まあ、米国はそれを理性をつくしてやるのが恐ろしいのですが、別にそれも米国オリジナルというわけではありません。
敗戦期に日本のこうむった被害でいえば、ソ連も日本の敗北がほぼ決定したあとに中立条約を破って日本を侵略し、8月15日以後も日本の非戦闘員を虐殺したりしてるわけですし、朝鮮人ですら、戦後の混乱期に日本人を合計で2000人程度虐殺したとも言われています。もちろん彼らの強盗強姦のたぐいは数知れずで、このときに土地を不法占拠し、それがそのままパチンコ屋になっている例もあるといわれています。ついでにいうと、これらの正式な調査すらいまだにできていないどころか、そういう調査をしようという発想すらどこからもないですね。
その一方で、打算にしろなんにしろ、勝敗が決した後は相手をことさらには追い詰めないこともあるのが人間です。
わたしはシリアの毒ガス使用という具体的な話において、人間性の本質のどっちを支持するかを理由にアサドが使用したとかしないとかを判断してはいません。No.9をよく読んでもらえればわかってもらえるとおもいますが、わたしは孫崎さんの議論とその反論については手短に紹介しているだけで、どっちに賛成とも書いていません。
わたしがアサド毒ガス犯説を確信しているのはもっと細かな話をずっと追っていっての結論ですね。もしも誰かに誤解されているなら、いやなので、念のため書いておきます。
(ID:18367902)
外交交渉が決裂し、戦争、紛争に突入するということは、正常者同士が異常者同士になるということである。どちらにも正義はないと判断すべきでしょう。
トランプ大統領の言動は、冷静な判断に裏付けされた理論的組み立てをした原理でなく、刹那的な判断による言動であり、政治家集団の行動原理に精通した評論家たちにとって極めて扱いにくいといえる。国の安心安全を確保することを義務付けられた部下たちは、理論的判断を支持するか、親分の指示を支持するか、非常に難しい状況に追いやられながら、判断をしていかなければならない。マティス長官の行動原理が、トランプ大統領に対する的確な一つ行動原理といえるのでしょう。
トランプ大統領のマイナスは逆にプラス作用をもたらすことを意識する必要がある。陰湿な行動原理に基づく政治外交よりも、我々庶民にとっては、良い悪いは別にして、極めて分かりやすい。その証拠として、世論調査をすると明確化するのであるが、どんな問題でも、一定の支持をえて、トランプ大統領の言動が支持されることである。
相手にとって組みやすいといえるが、透明性が確保されるので、対抗処置も透明性を確保しなければならず、一般国民の前で堂々と議論をしなければならないことである。残念ながら、トランプ大統領批判者たちはまともには戦えず、スキャンダラスな三面記事で戦わざるを得ず、理論家集団の政治が堕落し、米国の政治が混迷化してしまっていることである。