オリンピック暑さ対策は、①時期をずらす、②開始時間を早める、③サマータイムの導入が考えられるのでしょう。ミストなど環境の整備も欠かせないことである。 一番大きな問題は、東南アジアに共通する傾向であるが、異常な高湿度現象である。温度と湿度は、開催地によって出てくる避けられない問題であり、「郷に入っては郷に従え」というのが、基本的スタンスと考えるべきでしょう。とはいっても、せっかく日本に来られる競技者、観客に少しでも快適な状況を提供することは、開催地日本にとっても、不可欠な要素でもある。 理性的に考えれば、第三者にとっては、競技開始時間を早めればよいことと判断できるのでしょう。問題は、競技者、観客が時間を早めることに即応できるかどうかであり、第三者には分からない問題である。海外から来られる競技者とか観客にアンケートなどして出てきたサマータイムであると思っているが、森会長など上層部の判断であれば、説得性に欠ける提案であり、今一度説得性を持たせる提案をすべきでしょう。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
オリンピック暑さ対策は、①時期をずらす、②開始時間を早める、③サマータイムの導入が考えられるのでしょう。ミストなど環境の整備も欠かせないことである。
一番大きな問題は、東南アジアに共通する傾向であるが、異常な高湿度現象である。温度と湿度は、開催地によって出てくる避けられない問題であり、「郷に入っては郷に従え」というのが、基本的スタンスと考えるべきでしょう。とはいっても、せっかく日本に来られる競技者、観客に少しでも快適な状況を提供することは、開催地日本にとっても、不可欠な要素でもある。
理性的に考えれば、第三者にとっては、競技開始時間を早めればよいことと判断できるのでしょう。問題は、競技者、観客が時間を早めることに即応できるかどうかであり、第三者には分からない問題である。海外から来られる競技者とか観客にアンケートなどして出てきたサマータイムであると思っているが、森会長など上層部の判断であれば、説得性に欠ける提案であり、今一度説得性を持たせる提案をすべきでしょう。