朝鮮戦争のころには、中国も核をもっていなかったし、金日成は米国が核兵器を使うことが怖かっただろう。さらに、一時は韓国侵略が完遂できそうだったのに、補給基地としての日本のおかげで国連軍の反攻を許してしまった。 このふたつの問題を同時に解決できる手段として金日成は核兵器を欲しかったのであろう。 いま、兵器はおおきく進化し、たんに米国が北朝鮮をミサイルで攻撃するだけなら、空母も潜水艦もあるので補給基地としての日本は不要である。(米国にとっての日本の意味も朝鮮戦争当時とは変化している)。 北朝鮮は、かりに核を持てても、米国にまで届く核は米国は許さない。そのことが米朝会談ではっきりしたのではないか。そうだとすれば、北朝鮮が(いま程度の)核を、人民の民生も福祉も犠牲にしてもつ意味とはなにか。 孫崎さんは、はっきりと答えなければならない。孫崎さんも容認してきたひとりなのだから、その責任があるだろう。
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孫崎享チャンネル
(ID:13458971)
朝鮮戦争のころには、中国も核をもっていなかったし、金日成は米国が核兵器を使うことが怖かっただろう。さらに、一時は韓国侵略が完遂できそうだったのに、補給基地としての日本のおかげで国連軍の反攻を許してしまった。
このふたつの問題を同時に解決できる手段として金日成は核兵器を欲しかったのであろう。
いま、兵器はおおきく進化し、たんに米国が北朝鮮をミサイルで攻撃するだけなら、空母も潜水艦もあるので補給基地としての日本は不要である。(米国にとっての日本の意味も朝鮮戦争当時とは変化している)。
北朝鮮は、かりに核を持てても、米国にまで届く核は米国は許さない。そのことが米朝会談ではっきりしたのではないか。そうだとすれば、北朝鮮が(いま程度の)核を、人民の民生も福祉も犠牲にしてもつ意味とはなにか。
孫崎さんは、はっきりと答えなければならない。孫崎さんも容認してきたひとりなのだから、その責任があるだろう。