この内容で、米国の核合意離脱に正当性があるかどうか問われても、回答が出ないでしょう。少し調べてみた。 問題の焦点は、レバノンのヒズボラ民兵組織なのでしょう。2008年6月国連がイスラエル軍ノレバノン領からの完全撤退を認定したが、8月に発足したレバノン新内閣は、ヒズボラが軍組織とした存続することを認めた。ヒズボラ民兵組織は、正規軍を上回る戦力を保持し、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の訓練を受けている。 ヒズボラは、イランから軍事訓練、武器、財政支援を受け、シリアから政治支援を受けている。2009年から9年ぶりの総選挙が実施されシーアは陣営が128議席のうち半数以上を獲得した。 ヒズボラの全体または一部をテロ組織に認定している国は、日本、欧州連合、米国、オランダ、バーレーン、エジプト、英国、豪州、カナダ、イスラエルなどがあげられる。 イランはシーア派、サウディアラビアはスンニ派であり、イランに支援されたヒズボラの存在が、イスラエルを支援する米国、サウディアラビアにとって、脅威になり始めているということでしょう。ヒズボラを叩くためには、イランの力を削ぐことが不可欠になっているといえる。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
この内容で、米国の核合意離脱に正当性があるかどうか問われても、回答が出ないでしょう。少し調べてみた。
問題の焦点は、レバノンのヒズボラ民兵組織なのでしょう。2008年6月国連がイスラエル軍ノレバノン領からの完全撤退を認定したが、8月に発足したレバノン新内閣は、ヒズボラが軍組織とした存続することを認めた。ヒズボラ民兵組織は、正規軍を上回る戦力を保持し、イランの精鋭部隊、革命防衛隊の訓練を受けている。
ヒズボラは、イランから軍事訓練、武器、財政支援を受け、シリアから政治支援を受けている。2009年から9年ぶりの総選挙が実施されシーアは陣営が128議席のうち半数以上を獲得した。
ヒズボラの全体または一部をテロ組織に認定している国は、日本、欧州連合、米国、オランダ、バーレーン、エジプト、英国、豪州、カナダ、イスラエルなどがあげられる。
イランはシーア派、サウディアラビアはスンニ派であり、イランに支援されたヒズボラの存在が、イスラエルを支援する米国、サウディアラビアにとって、脅威になり始めているということでしょう。ヒズボラを叩くためには、イランの力を削ぐことが不可欠になっているといえる。