上高地には、6度訪れた。河童橋から少し歩くと、ウオルター ウェストンのレリーフがある。何度訪れても感銘を受ける。西欧スイスを連想させる景色に共感を覚えたのでしょう。 戦前時代世相は、活動写真、写真、書物によって覗うしかできないが、戦後間もない時期子供の時代を過ごした私と、現代に生きる子供たちでは、かなりの差がみられるといってよい。私たちの時代には、「イジメ」などという悪質な現象を見たことがない。遊び道具は、野球のミットとか竹とんぼ、竹馬などすべて自分で作って遊んだものです。小、中,高の学校生活も自由が尊重され、現在のような管理教育とは比較にできない自由さがあった。自分で考えることが大切にされた時代であった。 戦前憲法はドイツ、イギリスが基本になっており、戦後憲法は米国が基本になっており、大きく異なっている。生活の基本が大きく異なってきた。大きいのは葬儀であり、家族葬儀が主流になりつつあるし、江戸時代から続いている墓所の概念も消えつつある。 「歌は世につれ、世は歌につれ」というが、最も違いが分かりやすいのは「歌」の内容、テンポなどカラオケなどをしていると違いがよくわかる。若い人の歌には全くついていけない。若い人の時代であることを強く実感する。
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孫崎享チャンネル
(ID:18367902)
上高地には、6度訪れた。河童橋から少し歩くと、ウオルター ウェストンのレリーフがある。何度訪れても感銘を受ける。西欧スイスを連想させる景色に共感を覚えたのでしょう。
戦前時代世相は、活動写真、写真、書物によって覗うしかできないが、戦後間もない時期子供の時代を過ごした私と、現代に生きる子供たちでは、かなりの差がみられるといってよい。私たちの時代には、「イジメ」などという悪質な現象を見たことがない。遊び道具は、野球のミットとか竹とんぼ、竹馬などすべて自分で作って遊んだものです。小、中,高の学校生活も自由が尊重され、現在のような管理教育とは比較にできない自由さがあった。自分で考えることが大切にされた時代であった。
戦前憲法はドイツ、イギリスが基本になっており、戦後憲法は米国が基本になっており、大きく異なっている。生活の基本が大きく異なってきた。大きいのは葬儀であり、家族葬儀が主流になりつつあるし、江戸時代から続いている墓所の概念も消えつつある。
「歌は世につれ、世は歌につれ」というが、最も違いが分かりやすいのは「歌」の内容、テンポなどカラオケなどをしていると違いがよくわかる。若い人の歌には全くついていけない。若い人の時代であることを強く実感する。