報道機関の反骨度は、総じて言えば日本は米国の足元にも及ばないでしょう。 「ニュースの真相」という映画もあった。 しかし、ベトナム戦争でも米国は、枯葉剤一つとっても取り返しのつかない悪事をしでかした。 そんな事を全て遣り尽してから報道側が政府との戦いに勝利しても「後の祭り」感は否めない。 仕方ない、次に活かせれば-と言ったところで、その後どれだけ米国発の「侵略」戦争を食い止められたろうか。 「チリの闘い-武器なき民の闘争」では大規模な大衆運動が盛上がりを見せるも、最後は政府が武力行使のスイッチを入れた途端、あっけなく潰されてしまう様を見せつけられた。米国でもイザとなればそうするだろう。 米国の「報道の自由」は米国(人)のためだけにあるのか。例えばガザを救う大々的な行動に出るつもりはないのか。
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孫崎享チャンネル
(ID:18471112)
報道機関の反骨度は、総じて言えば日本は米国の足元にも及ばないでしょう。
「ニュースの真相」という映画もあった。
しかし、ベトナム戦争でも米国は、枯葉剤一つとっても取り返しのつかない悪事をしでかした。
そんな事を全て遣り尽してから報道側が政府との戦いに勝利しても「後の祭り」感は否めない。
仕方ない、次に活かせれば-と言ったところで、その後どれだけ米国発の「侵略」戦争を食い止められたろうか。
「チリの闘い-武器なき民の闘争」では大規模な大衆運動が盛上がりを見せるも、最後は政府が武力行使のスイッチを入れた途端、あっけなく潰されてしまう様を見せつけられた。米国でもイザとなればそうするだろう。
米国の「報道の自由」は米国(人)のためだけにあるのか。例えばガザを救う大々的な行動に出るつもりはないのか。